こんにちは、小夏です。いつもの公園をうろうろ旋回しながら動き回っていると地面に黄色の小さな物体が、コロリンと転がっていた。なんだろうと近づくまでもなくギンナンでした。独特のギンナン臭が、犬の鼻には強く漂ってきた。見かけは黄色で可愛らしいのに、なんでこんなに臭いんだろう。
その臭いに反して実は珍味として美味しいらしい。あたしは食べたことないからよくわからないけど、季節になると、特におかあさんは好んで食べる。今年もそろそろ店先に並ぶ時期だから、近いうちに買ってくるんだろうな。
東京の片田舎でも、秋になるとギンナンの実は転がってたけど、でも圧倒的に地面に転がってたのはドングリ。年によって違うけど、公園なんかに行くと、玉砂利のように転がってて地面を埋め尽くしているところがあった。
こっちに来てから、あんまりドングリがコロリンしているの見ないなぁ。ない訳じゃないけど、玉砂利がごとく、ドングリの絨毯がごとくというのはないね。北海道はドングリの木が少ないのかしら。そんなことないはず。たまたま、あたしの行動範囲にドングリの木が少ないだけだと思う。
秋に地面にコロリンするギンナンとドングリ。どっちも秋らしいものだけど、あたし的にはドングリの方が好きかも。ドングリの方が臭くないし、ぐちゃっと潰れて道を汚すこともないからね。
お散歩の時に潰れたギンナンを踏ん付けないように気をつけよう。肉球の間に臭い果肉が入り込んだら取るのが大変。上手く取れないと、お家の中まで臭くなっちゃう。
道路にコロリンするものに注意。
時々、あたしのウンPもコロリンするからね。すぐに、おとうさんかおかあさんが拾って処理してくれるけど・・・。
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