ハレーションを呼ぶあたしの顔

こんにちは、小夏です。少し前から気にはなっていた。あたしの写真を見返すと、真っ白な顔が妙に目立ってるけど、その顔の周りが白くボケて写っているような気がする。スマホ写真のせいなのか、おとうさんの写真が相変わらず下手糞なのか、それともあたしの問題なのか?


「んー、小夏の顔が白すぎて、ハレーションを起こしてるのかもしれない」とおとうさん。ハレーション?なにそれ?

ネットで調べると次のような事らしい。

ハレーション
写真の画像で、強い光の当たった部分の周りが白くぼやける現象。

確かに強い日差しの下で撮った写真は、より一層、顔の輪郭がぼやけるほど白くなっちゃってるね。でも、あたしの写真をみると特に強い光が当たってない写真でも、顔が白くぼやけてるのがあるよ。

「それだけ、小夏の顔が真っ白という証拠かも。最近、ますます『顔が真っ白』って言われることが増えたしね」。

「顔だけじゃなくって、手足の先も真っ白になってきた。子供の時から、きれいな白足袋だったけど、今は白いハイソックスかな」。

確かに、このあたしの手の写真もハレーション気味。

身体のあちこちが白くなってきているのかしら。胴体は、まだきれいな茶色、赤柴色を保ってるんだけど。そのうちに体も白くなっちゃうのかな?

赤柴は年老いて白くなるけど、白柴は年取って何色になるんだろう?変化なし?

ちょっと羨ましいような気もするけど、年齢と共に変わっていく姿を楽しめるから、やっぱり、あたしは赤柴でいいや。今度、生まれ変わっても。

 

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“ハレーションを呼ぶあたしの顔” への2件の返信

    1. makiさん、ありがとうございます。
      美白と言ってもらえるとは。
      毎日一緒に暮らしてると、顔の白さを感じないのですが
      道行く人にしょっちゅう言われてます。

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