坂を登って来る三輪車のおばあちゃん

こんにちは、小夏です。昨日、台風一過となった東京の片田舎。朝、目覚めたときには既に台風は去っていました。台風が去って続いてやって来るのがフェーン現象。朝散歩の時、すでに暑くなっていて、あたしは変わらずのうだうだ散歩になりました。


お家の近くの坂をほんの少しだけ下って小さなお仕事、Uターンで登って大きなお仕事。この間の移動距離、往復で20メートルくらいしかない。けど、用事は済んだ。

お家に戻ろうとするあたし、いやいやもう少し歩かねばと頑張るおとうさんとの綱引きで、よけいにぐだぐだ。全然、移動してない。

綱引きしているあたしとおとうさんの横を三輪車を押しながら坂を登ってきたおばあちゃん。昔は、三輪車に乗って坂を登ってきてたので、スゴイなぁと思ってたけど、さすがにお年を召したせいか、三輪車を最近は押して登る姿を見ていた。

このおばあちゃん、いくつなんだろう?80才は楽に超えてると思うんだ。あたしが初めて会った時、すでにおばあちゃんだったよ。もしかして90才近いのかな?

「この子、いつも二匹で散歩してた子だよね?」と、おばあちゃん話しかけて来る。話しかけてきたの初めてだね。いつも三輪車に乗って坂を登る時に、「ワンちゃん、頑張ってねー」って言ってくれてたけど話しかける余裕はなかったみたい。でも、鼓太郎がいなくなってから、「頑張ってねー」とも言わなくなってた。

おとうさんが、おばあちゃんの問いに「そうです、柴犬二匹で散歩してました。でも、男の子は三年前に死んじゃいました」と答える。おばあちゃん、ちょっと驚いたような悲しそうな顔して、「そう・・・」。知らなかったんだ。

きっとこのおばあちゃんは、あたしと鼓太郎のセットで、あたしたちのことを認識していたみたいです。だから、鼓太郎いなくなって、あたしが一人で散歩してるときに声かけてくれなくなったんだ。違う柴ワンだと思ってたのかな?でも、あたしが来る前に鼓太郎一人の時には、声かけてくれていたらしい。

ふーん、どうやら鼓太郎の隠れファンだったのかな。このおばあちゃんに限らず、なんで愛想なしの鼓太郎が人気あったのか、あたしにはいまだに謎です・・・。

「ワンちゃん、頑張ってねー」とおばあちゃん、平らな道になったので、三輪車に再びまたがり行っちゃいました。

その後ろ姿見ながら、あたしも「おばあちゃん、頑張ってねー」と声援を送り返しておいた。

 

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