木枯らしという日本語

こんにちは、小夏です。ここの所、東京の片田舎も急激な冷え込みとなり、朝晩の散歩が楽しくなってきた?あたし的には、これくらいの気温の方が快適で、ちゃかちゃかと快走しています。おとうさんとおかあさんは、寒くて嫌みたいで、なかなか散歩に行こうとしないのが困ったもんです。

でも確かに吹く風は冷たい。そう言えば、今年、木枯らし一号の話をテレビの天気予報で聞かなかったね。


と思ってたら、この間の12月5日、幻の木枯らし一号って言ってた。どうやら気象予報的には、木枯らしには厳密な定義があるみたいで、その基準に届かないのは、木枯らしとは言えないらしい。だから、この間は、幻の木枯らしらしい。

木枯らしと言うには、次の3つが必要条件らしい(東京の場合)。

1.  西高東低の冬型の気圧配置
2. 10月半ばから11月30日までの期間
3. 東京(千代田区)で北から西北西の風で毎秒8メートル以上

東京地方(たぶん片田舎も含むと思う)で冷たい風の吹いた12月5日は、2番目と3番目の基準に外れたので、木枯らしとは言えないそうです。

でも気象予報士の人も、木枯らしって言葉を使いたいみたいで、頭にってつけて言ったんだろうね。

木枯らしという言葉は、季節の雰囲気をよく表した日本語だとあたしは思う。冷たい風が木々を枯らすように吹き付ける。気象予報上の定義はそうかもしれないけど、一般人(犬)にしてみると、この季節に木を枯らしそうな冷たい風は、やっぱり木枯らしと呼びたくなる。

日本語には、季節の風情への想いが込められた言葉がたくさんあります。言葉遊びじゃないけど、いろんな状態を日本人感覚で的確に示した美しい言葉だとあたしは思うな。

今日も木枯らし吹きすさぶ中、元気に散歩に行こう。

 

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