鼓太郎に教えてもらった虹の橋のお話、鼓太郎の創作か?

こんにちは、小夏です。犬と暮らしている人、暮らしたことのある人の多くが知ってる虹の橋のお話。作者不詳だけど、たくさんの人に知られているお話。鼓太郎はどうやらこの橋のたもとに何時もいるみたい。まぁ、一年のうち3割くらいはお家に帰って来てるけど。で、この虹の橋のお話なんだけど、知られていないことがあるんだよ、と鼓太郎が言う。


雨降り地区のお話は、日本人の方が作ったらしいけど、そのことを言ってるのかな?それだったら知ってるよ。前にブログにも書いたし。(前に書いた雨降り地区のお話の記事はこちら)そうじゃない、と鼓太郎は言う。

以下、鼓太郎に聞いたお話しです。

虹の橋のたもとにいる犬たちは、一緒に楽しい日々を送った愛する人がやってくる日をじっと待っています。早く再会したいと思いながら。でも再会できるということは愛する人がその生を終えることです。犬たちは、誰もそんなことを望んでいません。愛する人だから、長く生きてほしい。でも会いたい。

そんな矛盾の気持ちに悶々としながらも、じっと犬たちは待ちます。

愛する人がお年寄りだった犬は比較的早くに再会の機会ができます。でも愛する人が若くて元気だった犬は、長い時間を橋のたもとで待ち続けます。気づけば、地上で過ごした時間と橋のたもとで過ごす時間が同じくらいになることもあります。

そして、地上で過ごした時間と橋のたもとで過ごした時間が同じになった時、橋の向こうから優しい声が聞こえてきます。

「辛抱強く、よく待ち続けました。今、地上での時間とここでの時間が同じになりました。あなたの愛する人は、あなたのことを忘れることなく、でも元気に暮らしています。迎えに来てくれるのは、まだまだずっと先のことになるかもしれません。あなたは、このまま待ち続けることもできます。今ここで生まれ変わって地上に戻ることを選ぶこともできます。でも生まれ変わったからと言っても、あなたの愛する人に会えるかはわかりません。何よりも、愛する人と暮らしたあなたの記憶も消えてしまいます。まったく新しい命として生きていくことになります。どちらを選ぶのもあなた次第です。ここで待ち続けるのか、生まれ変わるのか、よく考えてお決めなさい。」

犬たちは戸惑いながらも、少しすると決心します。橋のたもとで待とうとお座りする犬、一人で橋を渡って生まれ変わりを選ぶ犬。どちらを選んだ犬も満足そうな顔をしています。自分で決めた自分の幸せなのだから。

うーん、本当かなぁ?鼓太郎が適当に作った、妄想の産物じゃないの?でも、鼓太郎が考えたにしては良くできてるね。意外に本当なのかもしれない。

で、鼓太郎はどうするの?待つのをやめて、生まれ変わりを選ぶの?

「僕の場合、しょっちゅうお家に帰って来てるから、お空の上の滞在時間がなかなか貯まらないからなぁ・・・。待ってようかな。みんなと過ごした日々の記憶がなくなるのは悲しいしね」。

そうか。今のペースでお家に帰って来てると、生まれ変わりの権利がもらえるまでにまだ13年くらいはかかりそうだしね。その前にあたしが鼓太郎のところへ行くから、その時相談して決めよう。

おとうさんもおかあさんも、若くもないし年寄りでもないという中途半端な年齢だから迷うよね。でも、たぶん、鼓太郎と並んで橋のたもとで待っているような気がします。

 

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