部屋は超狭いけど快適なフェリー旅

こんにちは、小夏です。引越し先は、まさかの北海道らしい。おとうさんもおかあさんも北海道生まれだから不思議でもないか。あたしは、神奈川県生まれだけど北海道が好きだよ。でも、これから冬に向かう時期に北海道というのは、うーん、なかなか大胆な引越しだね。


とやかく言ってても始まらない。なんたってフェリーに乗船したし。そのフェリーも既に港を離れた。あたし泳げないから、ここから逃げ帰ることは出来ない。フェリーの時間を楽しもう。

と、思ったんだけど、部屋がめちゃめちゃ狭い。おとうさん、ケチって狭い部屋にしたのかな?

でも、あたしが過去に乗ったフェリーでは、あたしだけケージの中か、車に取り残されていた。今回は、おとうさん、おかあさんと一緒の個室なのが良い。

この部屋はペット同伴用のお部屋らしい。そのせいなのか、床がワン向けに滑らないようになってる。最近フローリングは脚が滑ってまともに歩けないあたしだったけど、全然滑らないんだよね。これだと足腰の負担がないよ。

でも狭いねぇ。幅の狭いベッドが一つ。もう一つベッドがあるらしいけど、それを組み立てる(広げる?)と床がほとんどなくなっちゃう。あたしがベッドで寝るのは禁止されているみたいなので、あたしの寝る場所がないということ。うーん、まいったなぁ・・・。

それでも、ずっと寝不足の続いてたおとうさんとおかあさんは、すぐに鼾をかいて寝始めた。あたしは、何処で寝ればいいの?床の上におとうさんが持ってきてくれた毛布を広げてくれたから、ここで寝るしかないみたい。気付いてたら、あたしも寝てました。

そして翌日。天気晴朗なれど、また波穏やか。

船のエンジン音は少し気になるけど、まったく揺れは感じなかった。

窓辺で鼓太郎が、いつの間にか携帯鼓太郎が、窓から海を眺めてた。

鼓太郎は一回しか北海道に来てないけど、携帯鼓太郎になってからは3回目だ。

「小夏、ドッグランに行ってみようか」とおとうさんが言う。え、船の中なのにドッグランがあるんだ。狭い部屋に辟易してたので、とりあえず行ってみる。

意外に広い。でも、ドッグランでの遊び方が分からないあたしは、少し歩いて固まり、また歩いては固まる。

まぁ、部屋の外の空気を吸えたから、これはこれでいいんでしょう。気晴らしになるよ。

それにしても、ずいぶんと長い事、船に乗ってるね。出航が昨夜の20時少し前で今はお昼ごろ。もう15時間以上も船の中だよ。前にフェリーに乗った時は、一時間半くらいだったのに。青森県の大間と函館の間のフェリーだから、距離が短くて比較の対象にはならないのか。

そうこうしている内に、なんか岸が近づいて来た。苫小牧の港かな。船内放送が聞こえてきて、おとうさんとおかあさん、慌てて荷造いを始める。

狭いながらも快適だったフェリーの旅も終わりみたいです。

北海道上陸は近い。あたしは三度目の北海道。三度目の正直で北海道に住むことになるみたいです。

北海道は好きだけど、まさかこの年で移住するとは思ってもいなかった。長生きはするもんだね。

 

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“部屋は超狭いけど快適なフェリー旅” への2件の返信

  1. 鼓太郎は1才になる前に一度だけ、小夏は13才と14才の時に二回行ってます。
    いずれも東京から青森(含む大間)まで行き、フェリーで函館へ。
    大きなフェリーほど、ワン向け仕様は充実しているようです。
    それなりに需要がある証拠みたいです。

  2. 小夏ちゃんも鼓太郎君も北海道には行った事があるんですね

    フェリーもお父さんお母さんと一緒で鼓太郎君もいたから安心でしたね
    ドッグランもあるならお散歩も出来て今のフェリーはスゴいのですね(乗った事がないので)

    小夏ちゃんの笑顔も可愛い🎵

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