ひまわり娘たちのその後

こんにちは、小夏です。すでに朝散歩の時から気温上昇の一日になりそうな予感。出発前の玄関ロビーが熱を孕んできています。ほんの2日間だけだったね、涼しいのは。今日はぜったい猛暑日になるよ。

でも、このお天気だと元気になる子もいる。しばらく行ってなかったひまわり娘の所に行ってみよう。台風直撃、台風接近と続いて、なんとなく行きにくく、行くのが怖くて足が遠のいてた。倒れてたらどうしようと・・・。


こわごわと向かいます。お、元気に花を開いています。ん、と、これは末娘だ。台風直撃の時は、まだ蕾で貧弱な茎だったので、台風に耐えられないかと思ってたけど、良かった。茎は貧弱なまま。これ以上は太くなれないみたいだけど、花を支えるだけの力はあるみたいだからOKです。

「こんにちは。」
「こんにちは。ようやく喋れたー。この間まで、私の横を通ってるのは見かけてたけど、まだ蕾でお話しできなかった。姉と話してるところを眺めてた。」
「きれいに花が開いて良かったね。」
「ありがと。姉の所に行った?もう喋ることできないと思うけど。もともと、口数が少なかったからね。」
「ん?お姉さんどうしたの?」
「うん、子供(種)できて、あとは最後の力で子供を大きくしてるところだから、話できないと思う」
「そうか」
「姉も言ってたけど、台風の時ダメージが大きかった三番目の姉はどうかな?あたしの所から見えないんだけど、見てくれる?」
「うん、わかった。」

と、三番目の姉の所へ。でも、これはちょっと・・・。茎が割れちゃってるね。どうしよう。安請け合いしなきゃ良かった・・・。

末娘の所に戻ります。
「・・・ん、大丈夫だったよ。元気そう。」また、嘘ついちゃいました。
「ふふっ、嘘。わかっちゃうよ、嘘だって。」
「・・・。」
「じゃあ、三番目の姉の分も私が頑張る。私もあと10日くらいは喋れるとおもうから、またこの道を通ってね。」
「うん、またね・・・。」

末娘に、嘘が通用しなかった。一番上の長女には嘘がばれなかったのに・・・。それとも長女は、あたしの嘘をはじめから見破ってて、あえて言わなかったのかもしれない。悪い嘘じゃなくて、少しだけ希望を持たせる嘘だったから、あたしの気持ちを汲んでくれたのかな?

残ったひまわり娘たちは、最後まで命をまっとうして子供(種)を残してほしい。来年、またその子たちに、あたしが会えるように。

しかし、暑い。お家に帰って早く涼もう。来年も元気にひまわり娘にあえるように、あたしも体調管理しなくちゃね。

 

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