春の感じ方が東京と北海道じゃ違う。今日は3.11。

こんにちは、小夏です。道路にぺたんと座りこんで、春の風を感じてるあたしです。と言うほど風情のある訳もなく、ただへたり込んで休んでるだけ。でも目の前を雪解けの水が排水口にちょろちょろ流れる音を聞いていると、長かった冬もお終いかなと思います。東京にいた時は、春の訪れは桜の花を見て感じてたけど、こんな春の訪れの感じ方もあるんだ。


ちょっとだけ得したような気分。北海道に引っ越してきた甲斐がありました。ずいぶん長生きしてきたと思うけど、人間に比べれば短い一生だから、その中で全然違う土地に住めたのは、ラッキーだった。

雪の残ってる道路は、本来の地面の位置からまだ30cmは高くなってます。

でも、確かに春の到来は感じられるけど、この雪が消えるまでには、なかなか時間がかかりそうです。もう雪に閉じ込められた感はないけど、雪に囲まれている感は消えてない。

ロードヒーティングの切れ目のところの雪の斜面を登らなきゃ。雪が融けて、凍ってるから、物凄く登りにくいです。と言うよりも、自分だけじゃ登れないので、リードで引き上げてもらうしかありません。

若犬は、ぴょんぴょんと一気に駆け上がっていくけど、あたしはよいしょよいしょとよじ登るしかない。よじ登っても、道路が凸凹だったり、ざくざくで歩くのは大変。

高くなった道路から、ロードヒーティングの入ってるところに下る時は比較的楽チン。でも勢いが付きすぎて、転げ落ちちゃうから、下るときもリードをピンと張って支えてもらい、そろそろとおります。転げ落ちて骨折でもしちゃ大変だ。

ロードヒーティングの入っているところを歩いていれば特に問題ないけど、それじゃあ春を感じられないからちょっと詰まらない。

今日は3月11日。3.11です。11年が経ちました。その日、あたしは鼓太郎とシャンプー屋さんに行ってた。地震と同時にお店の人があたし達をすぐ外に連れ出してくれた。でも、その後、建物の中に戻るべきかお店の人も判断できないで、長い事、外で立ち尽くしてた・・・。暫くしておかあさんが迎えに来てくれたけど、エレベーターが使えなくて階段で14階まで登りました。

あの年は、近づいていた春から冬に逆戻りしたように感じる春だった。その後、被災地での復興は進んだけど、みんなの心に刻まれた傷はずっとこれからも残る。簡単に癒えるようなことじゃない。それでも、みんな生きていく。

春だからと言っても、現実は明るいことばかりじゃありません。今もウクライナのことは心が痛い。

みんなが楽しく過ごせる明るい春だけがやってくればいいな。

 

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