ちょっと切なくなる「丘のある公園」その2

こんにちは、小夏です。丘のある公園の続きです。丘の手前まで堂にかたどり着いた。おとうさんもおかあさんも、もちろんあたしも少し口が開いてる。少し息が切れたかな。でも、ここまでくれば、丘のてっぺんで休憩できるので、もうひと踏ん張り。少し駆け足で行こう。


 
で、到着~。いやー、ちょっときつかった。いつの間にか体力落ちてたね。とりあえず、休憩しましょうか。

丘の上から眺める風景はこんな感じ。この風景より、最後の丘を登ってる風景の方があたしは良いと思う・・・。

少し雲が出ているので、遠くの山並みは良く見えない。雲がない冬場だと、富士山のてっぺんだけ、ほんのちょびっとだけ、ここから見えます。なんたって、関東の富士見百選にはいってるらしい。きっと百番目がみつからなくて、困って無理やりここを入れたような気がするけどね。

とか思ってたら、おとうさん、ポケットをごそごそしてる。あたしのオヤツじゃないみたい。ごそごそしてから、銀色の物を丘の柵の上にそっと置いた。

あ、鼓太郎を連れてきたんだね。ここに来るときは、まず間違いなく鼓太郎を連れてくる。知らない人多いと思うので、ごの銀色のペンダントは、鼓太郎のお骨が入ってます。少しだけ分骨して、このペンダントに入れてあります。いつもじゃないけど、どこかに行く時にこの分骨ペンダントも一緒に行きます。そのせいで、わが家では携帯鼓太郎って呼んでます。

鼓太郎、今年もお家のみんなでこの丘のある公園に来たよ。見てるかい。

ん、返事ないな。寝てるかな?それとも、辺りを駆け回ってるのかな?

風で揺れるススキだけど、本当は鼓太郎がゆすってるのかもしれない。

暫く丘の上で、それぞれに思いを馳せながら休憩。そろそろ帰りましょうか。また、同じくらいの距離をあるかないと駄目だからね。

でも、帰り道は、下りが中心の道だから、来た時よりは楽チンです。

林の中の道で、強くなって来た日差しも気にならないしね。

15分くらいで公園の入り口に到着。ちょっと疲れました。

お家に帰ったら、あたしはきっと爆睡だろうな。冬のお天気の良い日に、またこの丘のある公園に来ましょう。鼓太郎も一緒にね。

 

↓ 久しぶりの公園で鼓太郎を思い出しながら参加中!

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