それは僕のモンブランケーキ

こんにちは、鼓太郎です。夕食後、リビングのソファーでまったりと寝ていたら、おとうさんが冷蔵庫から何かを取り出してきて、僕のコーナーにお供え。「鼓太郎、まだいるのかな?好物をもってきたよ」と言ってる。何々?あ、これは、確かに僕の好物のモンブランケーキです。ありがと。いただきます。


お家の近所のケーキ屋さんが作る昔ながらのモンブラン。今風の豪勢なモンブランじゃないけど、これが美味しい。わが家のみんなの大好きなケーキです。

うん、美味しいよ。昔食べたときと変わらない。最後に食べたのはと記憶をたどると、僕の15歳の誕生日だった。地上で僕が迎えた最後の誕生日でした。最後の誕生日なるという予感は僕にもおとうさんにもなかったけど、豪華な誕生日にしてくれて、メインは、ステーキ肉でデザートがモンブランだったことちゃんと覚えてます。

・・・なんか、妙な視線感じます。おとうさんが僕の所へモンブランを持って来るときから、小夏がへばりついていました。

それは、僕のモンブラン!そんな目で見ないで。

「鼓太郎、もういい?あたしにモンブランちょうだい?」
「ん、いやー、あのー、まだ食べてるんですけど・・・。僕のだし・・・」
「じゃ、一緒に食べよう。あたしの中においで」

小夏の体の中に入るのはちょっと申し訳ないけど、入るとリアルな味がわかります。食べる間だけ、数分間、お邪魔させてもらおう。食べ終わったらすぐ出るからね。

それじゃあ、まず僕から先に、改めていただきます。

うん、やっぱりリアルに味がわかる方が美味しいよ。小夏ありがとうね。

「今度は、あたし」

小夏は、おとうさんの手に残ったスポンジのかけらもきれいに食べました。

さて満足したから、またソファーでお昼寝しようかな。小夏もたまには一緒に昼寝しようか。

「うん、でもね、自分じゃソファーに上がれなくなったし、降りるとき危ないからっておとうさんも、あたしをソファーに乗せてくれないんだ」
「そっか、僕も自分で乗り降りできなくなってからソファーでねてないね。それじゃあ、スロープのあるベッドに行って寝ようか」

お家の中で、昔と同じように時間が流れるのが、嬉しいです。

もう少しお家にいれるはず。ずっと居ついちゃ駄目なのかな?

 

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