あまり見かけなくなった彼岸花

こんにちは、小夏です。おかあさんと朝散歩している時に、通り道にある団地のくさむらに彼岸花の株を見つけました。もうお彼岸なんですね。「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うけど、今年のように波状的に暑くなったり寒くなったりと極端だと、この言葉もピンときません。それでも、次第に気温は低くなって秋になってるんでしょうね。

あたしが、お家に来て住み始めた頃、彼岸花はあちこちにありました。でも、最近はあまり見かけない。あまり変わってないと思っていたけど、住んでからの14年の間に、ここ東京の片田舎でも緑地が減ってしまったみたいです。そう言えば、周辺の庭付きの一軒家がどんどん減って、庭のないマンションにどんどん変わっていった。

新しいマンションに造る庭に彼岸花は植えないよね・・・。


彼岸花は、めでたい花とされることもあるけど、不吉だと忌み嫌われることもある。そのせいで、ネガティブな別名もたくさんありますね。死人花、地獄花、幽霊花とか色々。毒性を持つせいで、こんな不名誉な別名をもらっちゃったのかな?

そんなネガティブな側面は別に、ポジティブに考えれば独特な形で強烈な色合いだから群生していると圧巻の風景です。日本の各地に有名な群生地があるそうです。

そうした有名な群生地に行ったことないけど、おとうさんは遠い昔、まだ若かったころに見た彼岸花の印象的な風景があるそうです。

愛知県犬山市、長良川の堤防(土手?)の道を夕方に自転車に乗ってた時のこと。天気の良いお彼岸時で、黄昏色に染まる土手にたくさんの彼岸花。黄金色の光を浴び、彼岸花の赤が燃えるように見えたそうです。その後、この場所に行ったことはないらしいけど、未だに覚えてるんだから余程、強烈な印象だったんだろうね。今も同じ風景が見れるのかしら。あたしも見たいけど、ちょっと遠すぎかな。

東京の片田舎も、東京オリンピックを控えてなのか、お家の周りはずいぶんと再開発が進んでいる。彼岸花を見つけたこの団地も住人が減ってきているので、いつか再開発されそうです。そうすると彼岸花の株もなくなっちゃうんだろうな。

彼岸花だから、いつか彼岸に行っちゃうのか?

 

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