こんにちは、小夏です。昨日の朝、未明かな、それから雪が降りやみません。一昨日まで、地面が見えていたのに、今は一面の白の世界。なんでも、日本海寒帯気団収束帯とかいう舌を噛みそうなものの影響みたい。でも直接大きな影響が、出ているのは北陸山陰地方らしい。北海道は、そのなんちゃら収束帯から地理的に離れてるんだけどねぇ。
でも、大荒れと言う事実は事実。札幌の昨日の降雪量（市内の中心部）は、なんと55cmとのこと。本当かな？55cmって言うと、あたしの体高を越えてる。つまり、あたしは完全に雪の中に埋まってしまうことになる。
もちろん測定場所と違って、一般の道路だから雪が吹き飛ばされたりしてるから、それだけ積もってはいません。早速、除雪車があちこちで動いてたしね。
でも、おとうさんは、試してみたかったらしい。あたしを抱えてあげて、人が踏み込んでいない新雪の中に、ずぼっと・・・。
ちょっとやめてよねー。若犬時代だったら、喜んではしゃいだと思うけど、今は変なパニックになりそう。心臓麻痺でも起こしたらどうするの。・・・でも、特にそういうこともなく。・・・大人しく、・・・埋まってます・・・。大人しくというよりも身動きがとれない。
しかし、すごいねぇ。たったの一日でこんなに雪って降るんだ。北海道の冬を初めて経験した昨シーズンには、こんなドカ雪はなかった。少なくともお家の近辺では。やっぱり自然の猛威を舐めちゃいけない。そろそろ、あたしを掘り出してよ。この状態じゃ、まったく身動き取れないから。スポンと雪の中から、あたしを引き抜いて出してくれた。でも引き出してくれても、どこにあたしを下すんだろう。どこでも同じような状態だから、また埋まってしまう・・・。
仕方がないので、車道を歩くか、車に気を付けながらね。
深い雪道を歩くと物凄く疲れます。老犬なんだし、冬道のお散歩は短めにしておこう。冬本番はやむを得ないけど、こんな除雪が追いつかないようなドカ雪は勘弁してね。
そういや、東京にいた時も、一度、物凄いドカ雪があった。もう老犬になってたけど鼓太郎は喜んで埋まりながらも、ウサギみたいにピョンピョン跳ねながら新雪を蹴散らしてた。鼓太郎13才と8ヶ月の頃の古い動画だけど、気が向いたら見てね。
今のあたしは、ピョンピョン跳ねながら新雪の中を駆けまわることはできないね。ま、あの日もそんなことしなかった。ピョンピョン跳ねる鼓太郎を、なんで嬉しいんだかと冷ややかに眺めてたからね。
さ、距離は短いけど、たくさんエネルギーを使っちゃったから、お家に帰ってご飯を少し食べてお昼寝しなきゃ。暖かいお家を目指そう。
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