こんにちは、小夏です。昨日は鼓太郎の地上の月誕生日、一昨日はお空の上の月誕生日でした。お空の上の誕生日は、言い換えれば月命日なんだけど、お空の上の誕生日って言う方が素敵かな。それにしても、今更だけど、一日違いというのは、なかなかおもしろい。一層の事、同じ日だったら良かったのにね。
「うん、僕的には日もそうだけど、月も同じにしたかった。だから、最後は頑張ったんだけどなぁ。３ヶ月と１日届かなかった。」
鼓太郎の地上の誕生日は、6月20日。お空の上の誕生日は、3月19日です。そっか、お空の上の誕生日も6月20日にしたかったんだね。あと100日くらい頑張らないとダメだったんだ。考えようによっては、100日を切るところまで頑張ったとも言える。
「地上の誕生日とお空の上の誕生日が同じだと、坂本龍馬みたいでしょ」。
ん？そうなんだ。坂本龍馬は２つの誕生日が同月同日なんだ。でも、これ鼓太郎の後付けの理由に違いない。坂本龍馬になりたかったのかはともかく、二つの誕生日を同月同日にしたかったのは本当なんだろうな。
気持はわかるけど、でも、あれが鼓太郎の限界だった。一緒にいて、どんどん痩せてどんどん弱ってく鼓太郎を見ているのはちょっと辛かった。鼓太郎の執念で、おそらくは本当の寿命よりも一か月くらい長生きしたとあたしは思ってます。
一月の下旬から３月にかけて、あの時は一日が長かった。あたしは、鼓太郎の横で寝てただけど・・・。
「さてと、僕、そろそろお空に戻るよ。一ヶ月もこっちに居ちゃった。相変わらず、お家の中は引っ越しのまま状態だけど、今度来るときまでにはきれいにするように、おとうさんとおかあさんに言っておいてね。」
3月の19日に帰って来るんだろうな。鼓太郎が空に昇った日は金曜日だったけど、今年の３月19日も金曜だ・・・。
暫くあたし一人でお散歩の日が続く。でも、今年の一月下旬から３月にかけては、一日がそんなに長くないはずだから。
あたしも、二つの誕生日が同月同日になるように頑張ってみようかな。あ、今年じゃないよ。何年か先の話だよ。
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