こんにちは、小夏です。昨日はなんとずっと食べれていなかった固形物を食べました。わが家のなかでは拍手喝采の偉業。なんて大げさな。でも、老犬介護をやっていると、そんなものなんだよ。ちょっとでもプラス方向のことがあると、凄く嬉しいらしい。いつも、大部分がマイナス方向の話ばかりで滅入るところに光が差し込むような気持になるんだよね。
昨日固形物を食べれたと言ったけど、実際に食べたのはソフトワッフル。スーパーで売ってるデザート。ふわふわケーキとクリームの組み合わせで、固形物というには柔らかい食べ物です。流動食じゃないけど、半流動食的な柔らかさとも言える。今日もおとうさんが、朝食兼昼食用に用意してくれた。流動食も用意してあるのね・・・。
でも、直前まで寝ていたあたしなので、目が覚めてない。少し前まで散々暴れまわってて、疲れ果ててねています。暴れると言っても、それほどパワーのない暴れ方だったけど、それでもぐったりと寝てました。失神していたんじゃないと思うけど。
寝ててはご飯は食べれないからと、おとうさんがあたしを揺さぶる。優しく、わさわさと背中を揺する。しーん。それじゃあ、目は覚めないよ。今度は、あたしの手をにぎにぎ。これ気持ちいいんです。手足がいつも冷たくなるようになってから、このにぎにぎマッサージをやってもらえるようになった。
うん、なあに?と軽く目を開けるけど、寝ぼけているのに変わりはない。おとうさん、きりがないのであたしを横抱きにして、ご飯を食べさせる体勢に。ああ、お手数かけます。でも、まだ食べれるモードになっていないけど。
「今日も食べれるかな?」と、おとうさんが期待してる。ソフトワッフルを小さく千切って手のひらに乗せ、あたしの口元へ。・・・、うーんゴメン。食べれないわけじゃないよ、きっとまだ寝ぼけているだけだと思う。あたしの口元で、ワッフルを近づけたり、軽く口に押し付けたりしてたけど、食べれませんでした。
口に押し付けた時に、あたしのヨダレがついたのか、ワッフルがべちゃべちゃになってしまい、おとうさんは諦めた・・・。期待を裏切ってゴメンよ。
ソフトワッフルに見切りをつけて、おとうさん流動食の準備。ペットシートを敷いて、そこにあたしを寝かせる。あたしの唇をぐいっと開けて、歯の隙間にシリンジの口を押し込む。
こっちも飲み込みが良くない。あたしの舌が動くタイミングを見ながら、ピストンを押し込み流動食を少しずつ口の中に流し込んでくる。最近、タイミングをつかむのが上手くなったね。あたしが疲れて、舌の動きが止まると、ピストンを押すのをやめて休憩を入れてくれる。時間はかかるけど、これだと飲みこぼしが減ります。それでも、だいぶ零れ落ちちゃうんだよね。
口の周りも流動食で汚れる。食べている最中も時々拭いてもらっているけど、それでも汚れがたっぷりつきます。シートもずいぶんと汚れます。シートの消費量もオムツと同じくらいのペースで増えてきた。実際に用意してもらった流動食は40CCくらいだったけど、どれだけ口の中、胃の中に入ったんだろう。半分くらいは入っていると思うけど。
食べこぼしを計算して、余計に流動食を流し込めば良いのではと思うかもですが、延々と続けても途中から全く飲み込まなくなるんです。流しても、ただシートの上に流れるだけ。呑み込める適量があるみたいです。
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