こんにちは、小夏です。お家のベランダから正面に見える公園。公園の両端に銀杏の木が並んで植えられています。並木と言うには、少し本数が少ない。黄葉はまだあんまり進んでいない。でも、じっと見ていると、同じような背丈で同じような時期に植えられたであろう銀杏でも、微妙に違ってる。並んでいるからその違い、黄葉の進み方の違いによるグラデーションだ。
考えてみれば、一本の木の中でも、枝や葉によって黄葉の進み方が違うから当たり前の事か。でも、同じような木が並んでると、グラデーションの様が目に鮮やかに映るのはあたしだけ？あー、犬は目が悪いからグラデーションのような微妙な色の違いは分からない・・・。
いきなりオチになっちゃったのはさておき、銀杏の木の黄葉はもう少し先だ。この公園の銀杏の木の数は少ないけど、結構きれいなんです。去年引っ越してきて初めてベランダに出たときに黄色が鮮やかで、印象的だった。今でも覚えてる。
そろそろ引越しから一年経過。東京の片田舎のお家の中に段ボール箱が増え始めたのがちょうど今頃のこと。何が起きるのか、起きようとしているのかあたしにはわかんなかった。その後、よくわかんないままフェリーに乗って寒い所にやってきて、初めてベランダから見たときにここの銀杏が見えた。
あたし、引っ越しの間、作業の邪魔になるからベランダに出されてたんだ。今のお家のベランダ、ある意味、無意味に広い。家の端から端まで一直線に続いてるから、あたしが若ければいい運動場になるんのに。もちろん、マンションの規約（ペット規定）的には、アウトだから、それ以降はベランダに出たことがない。
今は緑が勝って黄色が少しのグラデーションだけど、もう少しすれば黄色が勝るグラデーションに変わっていきそう。それはそれで、きっときれいなはず。
少しずつの変化も気を付けてみていれば、なかなか楽しい。
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