こんにちは、小夏です。8月になり、あたしの17才の誕生日まであと一週間。今度の日曜日だね。それにしても、あたしはこんな暑い時期に生まれたんだ。あたしを生んでくれたおかあさん(柴犬の)は、暑くて大変だったよね。あたしを生んでくれてありがとうです。
柴犬のおかあさんの記憶は、もうあんまりない。なんかもやがかかったような記憶の彼方にぼんやりとおかあさんの姿が浮かぶだけ。生まれて30日くらいで、柴犬のおかあさんのから引き離されちゃったから・・・。
すぐにペットショップのケージの中に押し込まれて嫌だったけど、思いのほか早く新しいお家、今のおとうさんとおかあさんと鼓太郎に迎えられたから、あんまり寂しい想いはしてない。
あたしは神奈川県の片田舎生まれ。おとうさん、おかあさん、鼓太郎の住む東京の片田舎から車で小一時間くらいのところ。意外に近かったので、一度だけ、おとうさんが車に乗せて近くまで連れて行ってくれたことがあった。
生まれたお家が近づいた時、はっきりしないけど、あたしは本能的に車の中で立ち上がって、窓の隙間から匂いを嗅いだそうです。柴犬のおかあさんの匂いがしたような気がしたんだよね。小っちゃい声で、きゅん、と鳴いたらしい。
そんなあたしを見て、おとうさん、まずかったかなと思い、急いでその場を離れた。薄れる匂いの中で、柴犬のおかあさんに、あたしは元気だよ、新しいお家もちゃんと決まったよとバイバイした。
今になれば、遠い昔のこと。ちょっと切ないような気持にもなるけど、あたしの犬生の大事な記憶。
誰にでも、どのワンも持っている大事な記憶。それぞれ、みんな違うけど、でも生まれたころの記憶は共通で大事な記憶。残念ながら、長く生きれば生きるほど、その頃の記憶が曖昧になっちゃうのは残念なことです。
だから、想い出したことがあったら、断片的でいいからブログに書いておいてもらおう。自分で書けないから、更新担当のおとうさんにお願いです。
あ、・・・でも、また明日から数日ブログお休みらしい・・・。
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