こんにちは、小夏です。あたしは子供の頃から、それなりに楽しんではいたけど、鼓太郎みたいにお散歩命みたいなワンじゃなかった。もちろん、一日二回、お外に出て道路の感触を楽しみ、お日様の光を浴びて、風にあたるのは好きだった。鼓太郎やおとうさんおかあさんと一緒に歩くのが好きだった。
お散歩自体が大好きというのは違ったのかもしれない。狭いお家から、どこまでも広がるお外で遠くへ行きたかっただけかもしれない。外に出ると後先考えずにどんどん遠くへ駆けていき、そして帰り道の遠さに途方に暮れてた・・・。
今はそのころのお散歩とはだいぶ違う。もちろん、距離を歩けなくなったこともあるけど、お散歩を楽しむというよりも、むしろ運動が目的になってきた。老人のリハビリ、体力維持のための運動と言う方がぴったりくる。
そう言えば、近所の公園にいくといつも会うおじいちゃんがいる。そのおじいちゃんは、公園の端をぐるっと歩き回るのが日課みたい。一周して、そしてベンチではぁっと休憩。そしてまた公園を一周。リハビリなのか健康維持のためなのかは分かんないけど、そうして運動してる。
年齢がいくと、こうしたお散歩になるんだよね。あたしも似たようなもの。おじいちゃんのように公園の端をきちんと歩けないで、迷走するけどね。でも、目的は今や運動、身体を鍛える(現状維持)ための運動です。
詰まんない、なんて言わないでね。
うろうろと歩きながら、色んなことを考え、思い出しながら歩いてるから、昔とは違うけど楽しいんだよ。想いは駆け巡る。ゆっくりと思いを駆け巡らせられるのは、今の年齢になってからのこと。
一杯、想い出せることが溜まったこの年齢にならなきゃ出来ない。だから、今のあたしのお散歩は、運動プラスで想い出しの時間になってます。
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想い出そうとしても思い出せなくなることが増えて来るのが、ちょっと残念。
あれあれ何だっけと悩みながらのお散歩になってしまうのも、老犬・老人のお散歩かもしれません。
それでも、運動にはなってるから、まぁ良しとしておきましょう。
小夏ちゃん!同感です。身につまされるというか、その通り!というか。今だからのお散歩。歳をとるのも悪くないかもですね。