何か変だと思ってたけど

こんにちは、小夏です。10月の半ばごろから、何か変だなと思ってた。あたしの体調じゃないよ。その頃から、お家の中に段ボールがたくさん積み上げられて、そして色んなものが消えてった。あたしの犬小屋もそうだけど、それ以外にもいろいろと消えていった。最後には、あたしの愛用のベッド(おとうさんのベッドだけど)まで消えてしまった。


いったい何が起きてるの?ベッドを買い替えるのかしら?スプリングがだいぶヘタってきてたけど、あたしは長年愛用のベッドでいいんだけど。

そして11月の3日。朝からガタイのいい人たちがどやどやとわが家に入って来る。なんか壁やらドアやらに青いものを張り付け、廊下にも敷いている。

あたしのお家に何すんの?やめてよー。

あたしの声は虚しくかき消され、どんどんお家の中から段ボールを運び出す。一時間半くらいでお家の中はガラーン。ガタイのいいお兄さんたちはあっという間に去って行った。「それでは、お預かりします」と言い残して。何?

それにしても何もないねぇ。あんなにごちゃごちゃしてたお家の中がスッカラカン。タイルカーペットも全部はがされてて、リビングのフローリングがむき出しで歩きにくい。久しぶりにフローリングの上を歩くと、やっぱりツルツルしてて滑っちゃう。

あたしの水飲み皿とご飯皿はかろうじて残ってました。ここは、この間までベッドのあった寝室。こんなに広かったんだ。

別のお家に来たみたいで落ち着かないや。まぁ、あたしや鼓太郎の匂いがあちこちに残ってるから少しは気が休まるけど。

ガラーンとしたお家の中をうろうろしてると、おとうさんが、「小夏、このお家に住むのは今日までだよ。引っ越すんだよ」と言う。

???引越し???

ここがあたしの終の棲家だと思ってたんだけど。引っ越すんだぁ。「引っ越しは、小夏にもストレスがかかるから、小夏の年齢を考えると今が最後のチャンスなんだよ」とおとうさんは言う。そればっかりじゃなくて、おとうさんのお母さんこともあるはず。

みんなとの思い出がいっぱい詰まったお家で、最後に家族写真とりました。鼓太郎もいれての家族写真。今まで安心して、楽しく暮らさせてもらったお家(お部屋)に感謝しながら。

で、どこ行くの?

「うーん、ちょっと遠いんだよね。着いてからのお楽しみだよ」。

これがブログ更新が停滞した理由です。まだ前半部分だけだから、続きはまた明日ね。

 

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“何か変だと思ってたけど” への4件の返信

  1. makiさん
    遠方への引っ越しとなったので、鼓太郎が迷って帰って来れなくなるのが心配(笑)。
    でも、骨壺ごと家族全員で車で移動してきたので、ちゃんとやって来ると思います。
    東京の片田舎に埋葬供養しなくて良かった。鼓太郎だけ離れたところに一人きりは可哀そうなので。
    長くみんなで一緒に暮らした家を離れるときは、ちょっとしんみり色々思い出しました。でもその反面、引っ越すことで思い出を捨てるわけでもなく、事実はそのまま残るのだから良いかと、さばさばした気分にもなりました。

  2. yosshiさん
    確かに引越しのタイミングは難しいです。
    親の介護(本人は不要と言うが、客観的には要介護)に端を発した引越しですが、
    小夏もかなりの老犬域となり、住み慣れた家から違う環境へとの迷いは大きかったです。
    引越しから10日以上たちましたが、散歩してても、まだ今の環境に馴染めていないようで小夏には少し申し訳ない感じです。

  3. お引越しされたのですね。小夏ちゃん、新しいおうちはどうですか?
    鼓太郎くんと小夏ちゃんの思い出がいっぱい詰まったおうちを離れるのはちょっとさみしかったね。でも新しいおうちでこれからもいっぱい楽しくすごしてください。おとうさん、おかあさん、お疲れ様でした。

  4. こんにちは
    引っ越しのタイミングってとても大事でまた難しいとききます
    まして可愛いワンちゃんを連れてとなると!
    お隣さんの一時引っ越しの時にワンちゃんを半日預かりましたが
    我がワンと仲良しでしたがとても不安そうで走り回っていました

    新居に慣れてゆっくり楽しい生活が出来ますように

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