何もない部屋で二晩過ごして出発

こんにちは、小夏です。引越し作業、荷物出しは1時間半くらいで終わったけど、おとうさんもおかあさんも一向に出発する気配がない。忙しそうにお掃除を始めた。今まで物陰にあって掃除できなかった場所が、かなり汚れている。まぁ、20年も住んでたんだから、全体的に汚れてるよね。今まで見えななかった鼓太郎の破壊した跡も出てくるし。


あまり汚いと後に入る人に悪いということで、最低限の掃除をしようと思ったみたい。それとも想い出を一つ一つ確認しながら、仕舞いこんでいきたかったのかな?もともと、引越しの翌日を出発予定にしてたもんね。でも、終わらないんだよね、お掃除が。翌日になって出発しないとダメなぎりぎりの時間になって、ついにギブアップ。

おかあさんは、「もういいから、このまま出発しよう」と言い、まだ掃除のやり残しが気になるおとうさんは、少し考え込み、あちこちに電話して一日延ばしで出発することにした。

そのせいで、結局、何もない部屋の中であたしはおとうさんと二晩すごす羽目になりました。

腰痛持ちのお母さんはホテルに泊まったけど、あたしが居るのでおとうさんお家に泊まったそうです。あたし、ペットホテルに泊まるのはもう無理だもんね。

ちなみに、ガスはすでに止まってました。電気は通じてたけど、照明器具ないし暖房器具もない。暗くて寒いだろうと覚悟してたけど、幸いお天気良かったので、あまり寒くなかった。毛布一枚とマットレス一枚だけ残してあったからね。

朝起きるとあたしはちゃんと毛布の上で寝てたけど、おとうさん、床の上に転がってた。風邪ひかなかった?

一日伸ばしたおかげで、お掃除は一通り完了できた。様子を見に来た不動産屋さんと次に入る人も、「きれいにしてくれてありがとうございます」と言ってくれた。良かったね、あんまり寝ないで頑張ってたからね。

なんかスッキリした顔をしたおとうさん、窓の外の見慣れた風景をじっと眺め、そして家を出た。

東京の片田舎の見納め風景。お天気の良い小春日和の日でした。

もちろん、あたしも一緒だよ。そして近くの駐車場でおかあさんと落ち合い、いざ出発。

小さい車の中に、いろんなものがぎっしり。半分近くはあたし関係のものだね。あ、鼓太郎(骨壺)もちゃんと乗せてもらってる。「引っ越しの段ボールに入れちゃう訳にはいかないだろう」。うん、鼓太郎も一緒に、家族みんなで出発だよ。

でも、それで、次のお家はどこなの?

 

↓ 何もない真っ暗な部屋でおとうさんとくっついて二晩過ごし参加中!

にほんブログ村 犬ブログ 柴犬へ
にほんブログ村


柴犬ランキング

スポンサーリンク

“何もない部屋で二晩過ごして出発” への4件の返信

  1. ずっと暮らしていると忘れていることでも、掃除しながら、「そう言えば、この床の傷は・・・」とか思い出しますよね。
    そんなことを一々思い出しているので、自ずと掃除のペースはダウン。
    長い時間がかかってしまいました。
    でも、ハウスクリーニングを頼むのでなく、自分でやって良かったと思ってます。
    忘れかけていた想い出が蘇ってきたので。

  2. 最後まできちんと掃除をして次の方にお渡しする事 ご家族みんなの証を思いながらしたのですね

    鼓太郎君小夏ちゃんもお父さんと一緒に最後の二晩を過ごし晴れやかな日に新居に出発できて良かったですね

    お疲れもあるでしょうから無理なさらずに 小夏ちゃんと皆様の事 拝見させていただきます

  3. 計画的に準備していたつもりですが、土壇場でばたばたするのが引越しの常。ばたばたしまくって、でも全て終わるとこの日のようにすがすがしい気分になりました。引越し先でのばたばたは、さておき・・・。
    新天地は、小夏にとっても私にとっても終の棲家になるのか?

  4. お引っ越し、お天気が良くてなによりでした。見納めの風景も 小夏ちゃんご家族の門出を祝うかのようですね。新天地でのお話も楽しみにしてます♪

コメントを残す