こんにちは、小夏です。わが家が住むマンションは今年で築20年。ちょっと古びれてきたけど、お手入れが良いみたいで20年の年月をあまり感じさせません。それでも住人は、初期入居者がだいぶ減り、全戸数の4割近くが入れ替わっています。
昔っから住む人は、子供の時のあたしを知っているので、マンション内ですれ違うと、少し構ってくれます。もちろん犬嫌いの人は別にして。
「だいぶ年取っちゃったねー、でも元気だね」。お互い年取ったよね。
「いくつになったの？」。もう少しで15才半ですよ。「えっ、もうそんなになるんだ。顔は白いけど、元気だ」。うん、年齢の割には自分でも元気だと思ってる。
色んな人が同じように「元気だ」と言ってくれます。最近、越してきた人もエレベータで一緒になると、同じように言います。手は出さないけど。
どうやらあたしは、年齢よりもだいぶ若くみえるらしい。よかった。これで、顔の毛が白くなっていなきゃ、老犬には見えないのね。まぁ、顔が白いのは一種のチャームポイントだと思うから、これはこれで。
マンション内の先輩ワンは、もういない。あたしが長老ワン。今いるワンは、みんなあたしよりも年下。あたしを可愛がってくれた、オジサンオバサン（人間の）もいなくなった人もいる。
時は流れ、成長し老いていくのは避けられないけど、できるだけ今くらいの状態でとどまりたいもんです。何時までも「元気だね」って言ってもらえるように、良く寝て、良く食べて、少し散歩しながら健康維持に努めよう。
さて、じゃあ散歩、散歩。少しだけど、適度な散歩を。
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