こんにちは、小夏です。おとうさんの仕事部屋にあるあたしの別宅(犬小屋)でうとうとしながら、仕事してるおとうさんの背中を見てると、ピンポンとインターホンが鳴るのが聞こえた。おや珍しい。誰か来たみたいだよ。
おとうさんインターホンの所へ行き、なにやら話して、オートロックの解錠ボタンを押す。うん、誰が来たの?
お客さんかと思ったけど、宅急便のお届けでした。まぁ、宅急便が届くのも珍しいよね。宅急便で届くのは、大抵はあたしのご飯とオヤツ。あ、そういやあたしのご飯とオヤツがなくなってきたって、このあいだ言ってたなぁ。
想像通り、あたしのご飯とオヤツでした。いつもより段ボールが大きいね。
おとうさん、開封して荷の内容物チェックしようと床の上に買ったものを並べ始める。いつもより多いね。年末年始を見込んで、大量に買ったの?
あたしの好物ばかりだ。ありがとうございます。食いつきの悪いものは、だんだん淘汰されて買わなくなる。結果的に好物だけが残る。
でも、なんかドライフードの袋が妙に大きいね。このサイズで買ったことあったかな。セメント袋みたいに見える。これだけ量が多いと、食べきるまで半年くらいかかりそうだよ。
いつも、3キロの袋で買ってるけど二か月くらいはもってる。
あ、これ6キロなんだ。なんで倍のサイズを買ったんだろう?倍の方が少しだけ割安だけど風味が落ちちゃうよ。
「3キロの袋が売り切れだっただけだよ。それに、消費税上がる前に買ったドライフード、小夏の大食いのせいですでになくなりそう。いつもよりも消費ペースが早いから年末年始に注文しなくて済むように、6キロにした」。
そうか、秋がいつ来ていつ終わったかよくわからなかったけど、食欲の秋だけは確実にあたしのところに来ていたんだ・・・。そんなに食べてないと思うけど。
まぁ、年明けまではもたせるように食べるからね。おとうさんのご飯をもうらうからドライフードはあんまり減らないよ。たぶん。
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