七夕に許されるひと時の逢瀬

こんにちは、小夏です。昨日は、せっかくの七夕なのに、雨の上がったものの、今一つパッとしないお天気の東京の片田舎です。これじゃぁ、天の川はおろか星も見えないんだろうね。織姫と彦星は会えない?

七夕に許されるひと時の逢瀬なのに・・・。


夜に晴れることを期待し、少し早めに夜散歩。まだ明るいけど、もう午後7時近くです。

空を見上げてみたけど、うーん、晴れるかもしれないけど晴れないかもしれないね、この空の雰囲気は分かんないな。

いつもの芝生広場を一周するコースだけど、ぐるっと回った頃には、夜の帳が降りてきた。コバルトアワーですね。あ、あれは夜明けか?今は夕暮れだから何て言えばいいのかな?

比較的、気温が低いけど、歩いたので少し暑くなって、ばててしまいました。それでもカートに頼らずに、お家のあるマンション前に到着。最後は、マンション内を移動しないと駄目だからカートに乗るけど。決して途中でへばってカートに乗ってはいませんから、そこは間違えないでね。

て、あれ、あれ、なんかカートが狭い。生温かいし、何?

あれ、鼓太郎だ。いつのまに?

鼓太郎、いつからここにいたの?

「陽が沈んだし、空の上で旋回しているのも疲れたので、20分くらい前から、カートに乗ってた。楽チンだったよ」。
「今回は、いつまでお家にいれるの?」
「陽が昇る前には行くけど。なんたって七夕のひと時、小夏との逢瀬だからね」。

そっか、来月はお盆で長いこといるから、七夕は短くてもしかたないね。

おとうさんもおかあさんも、何も用意してないみたいだけど、並んで水飲んで、並んで少しご飯食べて、ひっついて寝ようか。

さ、お家に入ろう。

明け方に、うとうとしてたら、「じゃあ、来月の小夏の誕生日にはまた来るね」って鼓太郎の声が聞こえた。

あたしと鼓太郎の七夕のひと時の逢瀬は終わった。

 

西日本中心の大雨の被害にあわれたみなさん、心よりお見舞い申し上げます。
早く雨があがり、少しでも早く、以前の生活を少しでも取り戻せるようにお祈りするばかりです。

夜に起きた千葉県東部沖の地震も、被害が出てないことを祈るばかりです。

 

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