こんにちは、小夏です。狭いお家だから仕方ないけど、暫く利用していなかったあたしのサークルがとうとう撤去されてしまった。やっぱりね。今じゃ歩き回れないから、たとえうろつく時に支えてもらうにしても二歩とは保ちません。だから最後にサークルを使ってから、もうだいぶ時間がたっている。この先使うことあるか？と問われると、・・・きっとないよね。
そんな事もあり、狭い部屋の中で異彩を放つ大きさだったサークルなので、今朝、おとうさんがおかあさんに向かって、「サークルは今日で片付けるよ」と言ってた。あたしには何の断りもなしに片付けるんだ。
このサークルは、鼓太郎が空に昇る4ヶ月くらい前にわが家にやってきました。2ヶ月くらい、鼓太郎がいつも愛用してた。認知症はひどくなっていたけど、足腰はまだ大丈夫だったので、ぐるぐるサークルの中をわおぉーんと大きな声で吠えながら旋回してた。
鼓太郎がいなくなって、そして北海道に引っ越す時におとうさんは処分しようと思ったらしいけど、もしかしたらあたしが必要になるかもしれないと思いとどまって残っていました。残っていたからという訳じゃないけど、しっかりあたしは利用することになりました。鼓太郎よりも長い期間使った。サークルの中を旋回していると、物にぶつかったり、転ぶことが少ないので、主に安全重視の運動場として活躍してくれました。そのせいで、すでにだいぶ破れちゃってる。
あたしと鼓太郎と色々とお世話になりました。ありがとうね。
今まで長い事、愛用してきたものも、今、そしてこれからのあたしが、おそらく使わない使えないようなものが出てきそうです。そのまま思い出の品として置いておくこともできるんだろうけど、いつかは片付けないと駄目になるし、何よりもお家のスペースを占領しちゃうのもね。
そういえば、今年の初めに、おとうさんはあたしのトイレを処分してた。トイレで用を足せなくなってから、もう一年もたってたからね。ちょっと想い出深いトイレで、あたしがお家に来た日におかあさんにここでほめてもらったトイレだったんだけど。来た日に何も教えてもらってもいないのに、トイレにの所に行ってすぐ用を足せてほめてもらったんだよ。
長く暮らしていると、色々なものに、さまざまな思い出が引っ付いている。思い出は捨て去る気もないし、その必要もないけど、物はいつか朽ちていくから片付けるのは仕方ないよね。
これから、少しずつあたし関係の物で使えなくなった物は処分されていくのかな。
↓ サークルは、まだ捨てられずにソファーの下に畳んで格納されているらしいと参加中！
