流動食ばっかり食べていると噛むことを忘れてしまいそう

こんにちは、小夏です。最近のあたしのご飯事情はぱっとしない。ほぼほぼ、流動食ばかりです。何も食べれないよりは、ずっと良い事だと思うんだけど、この状態が続くと、噛むことを忘れてしまいそう。固形物を噛んで、そして嚥下するという生き物の自然な所作がわからなくなっちゃお終いだ。


おとうさんも、同じことが気になっていたみたいで、ご飯の時はまず形のある食べ物をあたしに食べさせようとする。お肉の事もあれば、半年近く朝ごはんで活躍してきたバームクーヘンだったり。あたしが食べやすいようにと、かなり小さく切ってもらっているけど、それでも形のある固形物の食べ物です。

台風接近前の札幌の片田舎は良いお天気で気温が少し高め。カートを押すおとうさんは汗ばんでいた。あたしは、カートに乗っているだけだから汗ばむことはない。

でも、食べれないねぇ。既に食べ方を忘れたのではないか、とさえ思えちゃう。小さい塊を手のひらに乗せてあたしの口元に持ってきてくれるんだけど、あたしはそれをぺろぺろと舐めるだけ。口の中に入れて噛もうとはしない。流動食で下を動かして飲む時かのような動きです。

カートから降ろしてもらい、おとうさんの足に絡みつきながら立とうと試みる。

食べようという意欲があるから、鼻先にそれらの食べ物が出てくるとぺろぺろ舐めてると思う。でも口の中に入れることを忘れてしまったのか?業を煮やしたおとうさんが、たまに口をこじ開けて固形の食べ物を押し込むことがあるけど、口の中に入れたまま、あたしは固まっている。呑み込むことも忘れたのか?

でもあえなくコケます。まぁ、こんあもんだよ最近は。

そのままじゃ、変に喉つまりの原因になっちゃうので、おとうさんは今度はあたしの口をこじ開けてそれを取り除こうとする。でも入れる時も、取り出す時も、あたしは口をがっちりと閉じているから簡単には行きません。結果、おとうさんと格闘して、結果、おとうさんの指にがっちりと噛みつく。食べ物を噛むことを忘れてるのに、口の中に入った異物(おとうさんの指)には噛みつくことができるんだよね。

足のナックリングが進んじゃったみたい。歩いていない時、立っていない時でも、足がグーになっている時間が長くなってます。

食べるために嚙むことは出来なくても、防衛反応として噛むことはまだできるみたいです。

流動食主体でも良いけど、時々は固形物も食べなきゃだめだね。まだ暫くは生きるつもりなんだから。

 

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