こんにちは、鼓太郎です。昨日は僕の空の上の月誕生日、地上風に言うと月命日です。今月もお花を買って来てくれてありがとう。先月の月誕生日にお家に帰って来てから、今日で一ヶ月。この間、おかあさんが、「ところで鼓太郎はまだ家に居るんかい?」って言って。うん、居るよー。
桜の花が咲くまでは居るよと帰省した時に宣言してたけど、おかあさん、忘れてたみたい。「いやー、それは流石に長すぎじゃないの。桜が咲くまで居て、そのあと6月になれば鼓太郎の誕生日(地上の)が来て、また帰省するんでしょ。一年のうち殆ど家に居ることになるよ」。うん、まぁそうだね。でも、僕のお家はここしかないんだから。
とは言え、札幌の片田舎もそろそろ桜の花が咲き始めました。あちこちの桜の木がピンクっぽい風情を醸しています。近場で桜の木のある公園へ行ってみようかな。おとうさんも同じように思ったみたいで、目的の公園を朝散歩で目指します。
どうかな?お天気がぱっとしないけど、桜の木はと見るとなにやら咲き始めの雰囲気です。
うん、少しだけど蕾が開き始めている。今年も桜の花を見れました。殆ど目が見えていない小夏も鼻をひくつかせ、桜の花を感じているみたい。ちゃんと、桜の花の時期まで生き抜けたね。
目を凝らして桜を見てた小夏は疲れたのか、そうそうに地面に寝転ぶ。数歩は歩いたんだけどねぇ。
満開まではもう少し時間かかりそうだけど、あと一週間くらいかな。僕は、どうしようかな。一応、桜の花が咲くまではお家に居るって宣言してたけど、お空の上に帰った方が良いのかしら。うーん、でも、小夏の事が少し心配。いつでも戻ってくることはできるけど、どうしようかな。
いっそこのまま、ずっとお家にいようかしら。その分、生まれ変わりまでの時間が長くなっちゃうけど。
注)鼓太郎曰く、地上で生きた時間と同じだけの時間を空の上で過ごすと、生まれ変わりの権利がもらえるらしい。生まれ変わることを選ぶか、おとうさんとおかあさんがやって来た時に虹の橋を渡ることを選ぶかができるらしい(あくまでも鼓太郎が言ってるだけで本当かどうかは不明)。
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