こんにちは、小夏です。歩き方が変になった。何を今更と言われるかもしれないけど、今までと違う症状が。なんかギクシャクして上下動が出てきた。特に頭の上下動が・・・。歩いてて頭が上に行ったり下に行ったりで、出来の悪いロボットみたい。そこによたよた旋回が加わる訳だから、ろくに歩けるはずもありません。
頭が上下に動くと、もともと頭の位置が低くなってるから、しょっちゅう顎を地面に打ち付けている。もしかしたら今に始まったことじゃなくて、雪のある頃からこんな感じになっていたのかもしれません。
今も、あれ？なんか歩きにくいなぁ、程度に思ってた。気づいたのはおとうさん。コン、コンと言う音が聞こえてきて、「なんだ？」と、あたしの歩き方を観察したら、顎をアスファルトにしょっちゅうぶつけていました。顎の骨とアスファルトのぶつかる音が、コンコンの正体だったそうです。
なるほど、そういえば、顎が痛い。最近あちこちが少し痛むことがあって、それは年のせいだから仕方ないよねと思ってたけど、それとはちょっと違ってたのね。でも、あんまりぶつけて顎の骨にヒビでも入ったら大変だ。
ちょっと今日は頭の上下動が激しすぎる。歩くのは難しいと思ったおとうさんは、すぐにあたしをカートに乗せる。アスファルトの上でギクシャク動き回り落ち着かなかったあたしだけど、狭いカートの中が今日は安心するみたいで、すぐに寝ちゃいました。ギクシャク歩きは疲れるんだよね。
せっかく雪が溶けて歩きやすい道になったのに、肝心のあたしがこれじゃあ困ったもんです。固くない地面を探して歩くしかないのかしら。固くない地面というと、そうか公園の中だね。幸い、このあたりは「公園だらけ（地元民いわく）」だからね。
ただ、公園の中はまだたっぷりの雪が残ってて中に入れないから、もう暫くは出来るだけ顎をアスファルトにぶつけないように気を付けながらのお散歩かしら。
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