こんにちは、小夏です。今日も、北海道の初夏を伝えようと思ってたけど、昨日の昼ぐらいから冴えない天気になっちゃいました。TVでも、「梅雨のない北海道でもぐずついたお天気が続きます」と言ってた。日本各地で梅雨とは思えない大雨で被害出ている状況だから、日本の端っこの北海道でも多少はぐずつくの仕方ないよね。大雨に見舞われた地域の皆さん、被害がない事をお祈りしてます。
さてお天気が下り坂だけど、二、三日前の快晴の日に撮った写真が残ってるので、今日はそれを使います。明日からは快晴の初夏じゃなくて、どんよりした空の下の写真になっちゃう・・・たぶん。
快晴の下でお散歩していて気付いたこと。初めの写真が象徴的です。なんだかわかる?ツツジの写真だけど、その奥の方に八重桜が写ってる。なんてことないかもしれないけど、あたしは主役交代の儚さを感じた。大げさかな?桜が終わり、そしてツツジへ。お花の主役が変わってってる。季節が進んだんだね。
八重桜は、桜族の最後の砦として頑張ってているけど、日ごとに色が薄れてってる。その一方で、ツツジ族が勢いを増している。
他にも新しい勢力が出てきているよ。東京の片田舎では見かけることのなかったお花だ。
ライラックです。フランス語ではリラ。東京の方じゃ見かけることなかったと思うけど、北海道はライラックが多い。耐寒性に優れているそうです。札幌の市の木にもなってるはず。
まだ行ったことないけど、大通公園では何百本ものライラックの木が満開になってるそうです。本当ならライラックまつりが開催されるのも今頃。今年は、コロナのせいで加えて非常事態宣言が出てるからオンライン開催となり残念なことです。
来年、お祭りの時に見に行けるかしら。ライラック娘にも会いたいし、何だったら、あたしがライラック娘を務めようか。ライラックばあちゃんか・・・。
他にも、今まで隆盛を誇っていた水仙が、その勢いを失ってきたかしら。
まだお花咲いてるけど、花壇ではチューリップが派手に咲き、こちらも主役交代みたい。それにしても、この辺りチューリップを植えてるお家が多いなぁ。
かくのごとく、お花は季節の移ろいの中でどんどんと主役交代をしていく。なかなか主役交代しないのは、人間だね。無理やりの主役交代は賛成しないけど、やっぱり引き際はわきまえなきゃダメ。潔さが生きる上での美学じゃない?
かく言うあたしは、既に主役の座は降りたばあちゃん。お散歩の時に会う若くて元気な柴犬を見ると、ああ、この子たちが今の時代の主役だと思うよ。
あたしは、ご隠居さん、おばあちゃん柴犬の役に満足してるから、これで良し。そう悟れることが長く生きてきたワンとしての美学かな。
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