こんにちは、小夏です。昨日の札幌の片田舎は、初夏の気候。と言うよりも北海道の夏って感じ。気温が快調に上昇し、夏日になっちゃった。暑いには暑いんだけど、湿気がないからさらっとした暑さと言えば良いのかしら。この陽気に誘われた訳じゃないけど、そこそこ元気に朝散歩です。
なんか体が少し軽い。お天気が良くてお日様の光を浴びてるせいかしら。でも、違うんだよね。わかるかしら?じゃーん。
何がって?去年の11月に北海道に来てから、あたしはずっと服を着ていた。どんどん寒くなっていく時期だったから防寒上で不可欠だった。少し暖かくなってからも、なんか服を脱ぐと風邪ひきそうで、なかなか脱げませんでした。
だから半年以上ぶりに、生まれたままの姿でのお散歩です。身が軽いけど、ちょっと恥ずかしいかも。これから半年くらいは、この姿で暮らすと思う。でも、北海道の夜は冷えることもあるから、寒いと思ったら着せてもらおう。
快調に朝散歩を終えてお家へ。少し暑くなったので、お水を飲んでゆっくり休憩しながら息を整えます。そろそろお昼寝しようかと思ったら、またリードをつけられた。
ん?連続のお散歩はばあちゃん柴犬のあたしにはシンドイよ。あたしの声は無視され、車に乗せられて10分。こ、ここは・・・。
札幌に来てから、病院へは行くことなかったのに・・・。狂犬病予防注射の期限が迫ってたからね。
動物病院を探すのは、なかなか大変です。おかあさんが早くから気にしてくれてた。お家から一番近い病院が良いのかなと思ったらしいけど、そういう決め方で良いのかと悩んでくれた。結果、お散歩の時に犬連れで人に聞いて、それでやって来たのがこの病院。お家から近いところはどうですか?と聞いたら、「ダメダメ、あそこは」と言われ、代わりに紹介されたのがここです。
新しい病院で、若い男の先生と看護師さん二名くらいかな。久しぶりだし初めての病院なので、あたしは緊張していて観察できませんでした。
本能的に身の危険を感じていたので、待合室の椅子に座るおとうさんの足の間から椅子の下に潜り込む。
そして足の間から、こわごわと様子をうかがう・・・。
そんなことやってても、無駄な抵抗で、あえなく診察台の上にのせられる。体重は、9.7kgでした。いやスマートになったもんだ。あたしの人生最大体重は、15.2kgだからねぇ。3割くらい減ったね。でも、雌柴犬の標準体重は、もう少し下らしい。
診察台に乗ったあたしを見て、先生、開口一番、「16才ですかぁ、スゴイですねぇ」と言う。そうかぁ?実際には、ほとんど17才だし。これくらいの年齢のワンはたくさんいると思うけど。たぶん、この病院に来ているワンはみんなあたしより若いに違いない。あたしが、長老なんだろうな。
初めてだったので、これまでの病気や気になることなどを確認しながら、先生、丁寧にあたしの体を触診。ちょっとくすぐったい・・・。触りまくった先生、「少し乳腺腫瘍っぽいものが一つありますけど、これは前からですか」と言ったのが気にはなったけど、処置しないとダメと言うレベルでもなさそう。
その後、注射を打たれ採血なんだけど、だいぶ暴れてしまいました。今までは病院では優等生だったのにね。あたしを押さえるおとうさんの手を本気噛みして出血させてしまった。心配する先生を横目に、おかあさんが、「まぁ、いつものことだから大丈夫です」と言ってた。おとうさんは、結構、痛がってたけど。
無事狂犬病予防注射の接種票もゲット。
フィラリア検査も問題なく陰性でした。お薬も去年までのものより一回り小さい。体重10kg以下だったからね。薬を飲む期間は、東京よりもひと月短いみたい。寒いから蚊の活動期間が短いのかしら。
丁寧に診てもらえる病院でした。先生の説明も丁寧。ということで、この病院をあたしのかかりつけ病院にすることにしました。たぶん、最後の時までお付き合いいただくと思うので宜しくね。
かかりつけ病院が決まると、少し安心。今は元気だけど、これからちょくちょくお世話になる機会が増えるかもしれないから、良さそうな病院が見つかって一安心です。
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