こんにちは、小夏です。この前の記事で、虹の橋のお話の続き雨降り地区のお話がると書いたら、それを知らなかったおかあさんが、「どんな話なの?」と聞いて来た。あれ、知らなかったんだ。「虹の橋の話は知ってるけど、雨降り地区の話は知らない」。そうなんだ、仕方ないねぇ。あたしが教えてあげるよ。
虹の橋のお話は、海外の作者不明のお話だけど、雨降り地区のお話は日本の方が書き加えたものだそうです。
おとうさんのうろ覚えの記憶と勝手な解釈込みだけど、以下、大まかなあらましです。
「雨降り地区」の物語
虹の橋のたもとには、雨降り地区と呼ばれる場所があります。
雨降り地区では、いつも冷たい雨が降り続け、動物達は寒さに震え、悲しみに打ちひしがれています。
ここに降る雨は、地上に残して来た大切な誰かが流す涙です。
でも、殆どの子は数か月のうちに、雨降り地区から暖かい日差しの中に駆け出します。
少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも、他の子たちと遊び、楽しく暮らす事ができます。
そんな中、ずっと雨降り地区から、出て行けない子もいます。
地上に残して来た大事な人、あなたがずっと悲しんでいて、その子も同じように悲しみに凍え続けているのです。
だから大事な子が先に空に昇って行っても、いつまでも悲しまないでください。
あなたが悲しみを引きずっていると、何よりも大事だった子が、いつまでも辛く悲しみ続けます。
早くわが子が、雨降り地区から暖かい日差しの中へ駆けだせるように、あなたも悲しみを終わりにしなければなりません。
一緒に長く暮らし、一緒に楽しみ、愛し合った記憶は、動物の心からあなたの心から消える事はないのですから。
「僕は、けっこう長い事、雨降り地区にいたよ」と鼓太郎が言う。「雨はあんまり降らなかったけど、どんより曇り空だった。境目あたりにいるのがながかったね」。
ああ、そうだよね。おとうさんがずいぶんと長い事引きずってたせいだね・・・。
虹の橋のお話は、ペットロスに陥った人達へ向けたお話です。このお話のおかげで心が軽くなって、穏やかに慣れた人は沢山いるに違いません。だから、世界中で広く長く伝えられているんだね。
そして、それだけ一緒に暮らした動物のことを大事に大事に思い続けているいる人が沢山いるということは、あたしにとって嬉しいことです。
あたしもいつか虹の橋のたもとで、鼓太郎と一緒にへっへっいいながら、おとうさんとおかあさんを待っていよう。雨降り地区には長くいたくないから、そこは宜しくね。
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愛情が深ければ悲しみも深いと思い込んでましたが、早くに哀しみ打ち勝つことが本当の愛情なんだという事ですかね。
虹の橋のたもとで、makiさんの子達もずっと待ってくれてますよ。あんまり早く来ないでね、って言いながら。
雨降り地区のお話は、知りませんでした。いいお話ですね。
うちの子達も虹の橋の暖かい日差しの中で待っていてくれるかな。。。