こんにちは、小夏です。ここ何年も同じだけど、桜の季節、卒業式・入学式シーズンになると、好んで小学校の門の前で記念写真を撮られる。一番初めは、鼓太郎と一緒に記念写真を撮った。鼓太郎14才の春だったかな。鼓太郎がいなくなってからも、あたしだけで門の前で記念写真を撮ってる。
「今日は、僕も一緒に写してもらうよ」と、鼓太郎。でも、おとうさんには鼓太郎の姿が見えないので、冒頭のようにあたしのドアップ写真でお終い。
背景に桜の花を入れようとすると、どうしてもあたしの顔のドアップになってしまうらしい。まぁ、笑いを取れる顔に仕上がってるよ。
笑いを取るというよりも、ほのぼのした柴ばあちゃんの顔って言った方が嬉しいかも。
もういいよ。飽きてきた。あたしの周りをぶんぶん飛び回る鼓太郎もうるさいし。一緒に写してアピールを盛んにしてたけど無理だよ。逆に写っちゃったら心霊写真になって、それはそれで怖い。
さ、記念写真も飽きたから、お家に帰りましょう。
「僕と一緒に撮った記念写真もついでにブログにのせておいてよ」と鼓太郎が言い始める。えー、そんな昔の写真探すの大変だよ。おとうさん、面倒くさいってやってくれないと思うけど。
・・・でも、載せてくれました。ほげほげした鼓太郎の下にシニア犬だけどいまよりだいぶ若いあたしがいた。
そうだね。確かにこういう日があったんだ。
でも、鼓太郎、この時いくつだったの?「うん、14才と10ヶ月くらい」。えーっ、今のあたしより1才も若かったんだ。その割に、ほげほげしてるねぇ。
「やっぱり、犬も女の方が寿命が長いからねぇ」。うん、種の保存のために、やっぱり女の方が構造的に丈夫に神様は創ったんだよ。
あたしは、来年も再来年も桜を見れるから、また記念写真の時に鼓太郎もおいで。鼓太郎は写らないけどね。
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