こんにちは、小夏です。沼津でイタリアンロールをゲットして、さて帰路に就くのかなと思ってたら、「となりの三島に寄る」とおとうさん。何か目的あるの？「前にテレビで見たけど、三島はうなぎが有名らしい。うなぎ食べに行く」。あたしは、うなぎ屋さんに入れないよー。うなぎは美味しいけど、あたしは一度か二度しか、しかもかけらしか食べたことない。
三島のうなぎ屋
三島がうなぎで有名とは知りませんでした。静岡県でうなぎといえば浜松だと思ってたけど。なんでも、うなぎは何日かきれいな水で泳がせて生臭さや泥臭さを抜くそうなんだけど、この時の水が決め手らしい。三島と言えば、富士山の伏流水、湧水で有名。代表的なのが、今回は立ち寄ってないけど有名な柿田川。そんな名水に恵まれた三島なので、うなぎが名物とのことらしい。
おとうさん、お目当ての店へ車を走らせる。イタリアンロールのお店から20分もかからなかった。駐車場に車をいれて、さ、うなぎ食べに行こう！・・・、あ、あたしは車の中で留守番なのね・・・やっぱりそうだよね・・・。仕方ない、いってらっしゃい。
お目当てのお店は桜屋さん。伊豆箱根鉄道の三島広小路駅のすぐそば。踏切待ちの時に富士山も見えたそうです。沼津でも三島でも富士山はどこからでも見える。でも、この写真のどこに写ってるの？
部分的に拡大してくれた。かろうじて見えるかな？この日、お天気が良かったけど富士山の上の方にずっと居座っていた。うん、この時は先っちょが出てるね。
有名なお店で行列覚悟らしい。お店を発見したおとうさん、「お、ラッキー誰も並んでない」。
「え、一人も並んでないの？今、お昼時だよ」
「入口はどっちだ？」
「なんか張り紙あるよ」
そうです、臨時休業の三連休・・・。あたしを置いてきぼりにして、美味しいうなぎ食べようとして天罰が下った。
呆然とするおとうさんとおかあさん。でも、便利な世の中になりました。すぐにスマホで近くのうなぎやさんを検索。三島には他にも有名店がたくさんあるよ。
そこから歩いて５分くらいのお店に行ったそうです。うなぎも美味しく満足、満腹になって車に戻ってきた。おとうさんの服からほのかにうなぎのかば焼きの匂いがする。写真も撮ってきたんでしょ？見せてよ。
「あ、写真撮るの忘れた・・・」。それだけ夢中になって食べたんだ。あたし用のお土産も買ってこなかったし・・・。
ま、いいや帰ろう。
日帰り温泉龍宮殿本館
三島のうなぎに満足してお家に帰るのかと思ってたら、箱根峠を目指し始めた。箱根にくるのあたし初めてかも。暫し峠道を登り下り、芦ノ湖へ。湖畔の道沿いに箱根関所を越えて、箱根神社を越えてさらに奥の方まで。なんかどこかの駐車場に入った。
「小夏、ここで少しお散歩しようか」
うん、暫く車の中にいたしね、ちょっとオシッコもしたいし。でも、ここなあに？
「日帰り温泉。おとうさんとおかあさん、温泉に入るから、この後車で少し待ってもらうからね」
また、置いてきぼりですか。ま、いいけど。
正面に箱根のロープウェイが見える。山の紅葉はまだ半分くらいかなぁ。
う～、それにしても寒いね。そこそこ歩き回ったけど、寒いからもういいや。車に戻りましょう。
ここは、龍宮殿本館というプリンスホテル系の日帰り温泉らしい。なんでも浜名湖にあった古いホテルを移築したそうです。あたしは当然、中に入れないけど玄関を入るとこんな感じらしい。昔の建物は豪勢だよね。
じゃあ、ゆっくり温まっておいで。それから一時間ちょっと、あたしは爆睡モードだったけど、気づくと車の運転席におとうさん帰ってきてた。
これで、今度こそお家に向けて出発。
「小夏、箱根駅伝の復路を通るぞ」。うん、それは帰り道だからね。
日帰りの旅の割には、あちこち立ち寄ること多かったけど、それでも20時前にはわがyに到着。改めて寝直しました。
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