こんにちは、小夏です。あたしのベッド(本当はおとうさんのベッド)の上でまったりしていると、おとうさんがやって来た。時々、あたしの生存確認のため?に見に来るらしいけど、未だいらぬ心配だよ。単にあたしとじゃれたいだけかな?
やってくるとベッドに腰かけて、あたしを撫でてくれる。ワン族共通の気持ちいい場所、顎の下をさすさすと撫でてくれます。
若いころは嫌がって逃げちゃうことも多かったけど、今はされるがまま。おとうさんも、昔みたいにわしゃわしゃと乱暴に撫でることなくなった。ゆっくりゆっくりと撫でる。
「小夏は、一日中、ベッドの上にいるようになったね。ベッドの上にいないのは、朝晩の散歩の時とご飯食べるときくらいだね。1日20時間以上は、ベッドの上にいるんだ」
そうだね、ご飯の時も、食べ終わって、もう何も出てこないなと見切りをつけると、自分でベッドの方に戻るようになったから、一時間もベッドを離れることがない。
「ベッドばかりで飽きない?」
うーん、立ってるのは疲れるし、足の踏ん張り弱ってるから絨毯の上は滑って大変だし、寝ころんでも堅いしね。ベッドが一番楽なんだよね。
さすさす撫でてもらいながら、こんな他愛のない会話。撫でてくれるおとうさんの腕に、手をちょんと乗せる。
また眠くなってきた。最近は、撫でられているとすぐに眠気がやってくる。だんだん瞼がさがってくね。でも、眠りに落ちる寸前のこの時が一番幸せな時間かもしれない。
ここまで健康に、楽しく暮らしてこれたから、ここから先に大きな楽しみはないかもしれない。
イベントなくてもいいから、少しだけ、こうしたゆっくり穏やかな時間が、これからも流れ続けていくのが、あたしの願いかな。
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