こんにちは、小夏です。今日は、鼓太郎の41回目の月命日、なんだけど鼓太郎がお家にいる。変な感じだね。自分の月命日にお供えされたお花を自分で見ながら、「今月はガーベラかぁ。お花だけじゃなくて、たまにはお肉もお供えしてほしいなぁ」とか言ってる。
おかしな風景です。テーブルの下の定位置から、自分のコーナーを見上げている鼓太郎をあたしが見つめる。
「小夏、僕は今日の22：00にお空の上に戻るね。きっと、その時間に小夏は寝てるさろうから、今さよなら言っとくよ」
うん、きっと寝てる、その時間は。最近、寝てばっかりだからなぁ。
「去年、手術してからもう少しで一年だね。無事に一年たってよかった。あの時が良い（最後の？）タイミングだったんだよ」
そうかもしれない・・・。あの時に手術してなかったら、今のあたしはどうだったんだろうね？変わらず元気？それとも、鼓太郎と一緒に空の上で駆け回ってるのかな？どっちなの？
「えー、僕、わからないよー」
それは嘘だよね。目を合わせないもの。どうやら空の上にいたっぽいなぁ・・・。
「小夏はまだまだ長生きできるよ。もう少しダイエットできればね」
少し体重減ったはずだけど、運動を伴ってないのが懸念かな。
「それじゃあ、クリスマスにまた帰って来るから、その日までね」
あたしは、ベッドに移動して本格的に昼寝するよ。
後ろの方から、「今夜は、最後の晩餐だから、どんなご馳走がでるのかな」と鼓太郎がつぶやく声が聞こえる。うーん、特にないと思うよ・・・。クリスマスまで我慢しなよ。
あ、夜散歩は一緒に行こうね。
↓ 明日から、またあたしだけで参加中！
