こんにちは、小夏です。昨日は、鼓太郎の月命日でした。うーん、何回目だったかな?指折り数えてみると、・・・32回目でした。そんなに経っちゃったんだ。ほんのこの間だったような気がするのにね。今月もおかあさんがお花を買ってきました。黄色の薔薇です。
冬に向かう11月頃から、鼓太郎は少しずつ症状が悪化していきました。本犬は認めないし、お家のみんなもはっきりと口にしなかったけど、認知症が顕著になってきたのが11月くらいでした。
それ以前にも、妙な隙間に挟まって身動き取れなくなって助けを求めたりしてたけど、11月頃には、壁の角にはまってしまうようになってた。壁の角って、壁と壁とが直角に交わるところだけど、そんなとこにはまって動けなくなってた。
暫く自分でもがくんだけど、上手く脱出できないと、低い声で唸り始め、それでもダメだと分かると大きな声で「ワンワン」と助けを呼んでた。はいはい、とあたしが走って近づくと「小夏、早く助けてよ」って機嫌悪く言ってた。助けるとか助けないじゃないと思うけど、あたしには何もしてあげれないので、おとうさんかおかあさんを呼びに行く。
おとうさんかおかあさんがやって来て、壁の角から鼓太郎の頭をずらすと、鼓太郎は抜け出して、安心して落ち着いてた。でも、ちょっとすると、同じことを繰り返すこともあった。その後、角じゃなくても、平面の壁に頭をつけて身動きできなくなるようにもなっていきました。12月になると夜泣きと旋回行動がでちゃったしね・・・。
冬が近づいたせいか、大変だった当時の時期と被るせいなのか、今月になってから鼓太郎のこと、ちょっと悲しかった事をよく思い出しちゃう。この間の「丘のある公園」も、妙に鼓太郎のことばかり思い出しちゃったしね。あたしよりも、ブログ担当のおとうさんの方が。
どうも日照時間が短くなると駄目みたいです。おとうさん、以前、会社で沖縄の人と話した時、その人が言うには「日照時間がメンタルに影響するそうですよ、日照時間の短いところに住む人の方がウツになりやすいそうです。現に私の生まれの沖縄にはウツになる人いないんです」とのこと。いないことはないだろうと思いつつ、でも沖縄の人は確かに明るいイメージだと納得もしたらしい。
お空に昇った鼓太郎が帰省した時に聞いたんだけど、どうも自分の認知症の頃のことは覚えてないみたい。自分を美化して覚えてないふりをしてるのかな、それとも本当に覚えてないのかしら。
来月クリスマスの頃に今年も帰って来るから、あたしが3年前の鼓太郎のことをいろいろ教えてあげよう。あんまり信じないけど、ちょっと気になって「そうだったの?」って困った顔しそうです。
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