こんにちは、小夏です。おとうさんが、鼓太郎の所に何かお供えを持って行った。さっきから、部屋の中では、気になるかほりが充満していたから、それかしら。このかほり、最近、立て続けに鼻にしたかほりだね。
手羽先焼を今日も作ったみたい。わが家のみんな好きだよ。特にあたしが好きかもしれない。
でも、この間食べてからまだ一週間も経たないような気がするけど、どうしたの?
この間、3人で(含むあたし)ぱくぱくと食べきった後に、おとうさんが「しまった、鼓太郎の分を残していなかった・・・」と気づいた。その前に、作った時はおとうさん北海道に行ってて居なかったけど、その時もあたしとおかあさんでぱくぱくと食べきった。
その時も、鼓太郎の分はなかった・・・。
お家で手羽先焼を作るようになったのは、ついこの間からだから、鼓太郎は食べたことない。
お店で売ってるのは、たくさん食べたことあるはずだけど、自家製は食べたことないよね。
と言う事もあり、半分は鼓太郎にお供えしてあげるために、今日も手羽先焼となったらしい。
そうだよねー、この間の時、あたしが食べてると「僕の分はー」って小さく聞こえたような気がした。あたしは自分の分を食べるの忙しくて、気のせい気のせいと放置したけど・・・。
だから今日は、誰よりも早く、焼きあがった手羽先が鼓太郎の所へお供えされた。「ありがとう、美味しいよー」って、また小さく聞こえたような気がした。
それは良いんだけど、肝心かなめのあたしの分がなかなか出てこない。おとうさんとおかあさん食べ終わるまで出てこないみたい。あたしに先に出すと、食べるスピードが違いすぎるので、おとうさんとおかあさんが食べ終わる前に上前をはねるようにあたしが来るのが嫌だったみたい。
おかあさん食べ終わった頃に、ようやくあたしの分が出てきた。おとうさんは、あたし用に取り分けるのに忙しくて、まだ残してるな。よしよし。
あたしのご飯台にお皿が置かれる。
それはいいんだけど、おとうさんがなかなかどけてくれないで邪魔臭い。意地悪してますか?
でも、大丈夫。横から回り込んで食べ始めます。あたしに、「待て」と言う言葉はない。
はい、いっただきまーす。
今日も美味しいよ。と、あっという間に完食です。
この後、おとうさんのお皿に残ってた分も少しゲット。
早々に食べ終わって、おとうさんの横でじっと見てると、たいていはあたしの視線に耐えきれずに分けてくれます。
全部、食べ終わってご馳走さま。
でも、まだ部屋の中に手羽先のかほりが漂い続ける。まだあったかしら?あ、鼓太郎の所にお供えしてあった。
鼓太郎、いらないんだったら食べてあげようか?
「食べてるよー、あげないよー」と、小さい声が聞こえた・・・。
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