こんにちは、小夏です。昨日の朝散歩の時、例によって寝ぼけてたので、お家の近くをうろうろしてお茶を濁そうと思ってたんだけど、おとうさんがぐいぐいと引っ張り、坂を下ろうとする。いやいや、そっち行くとお家から遠くなっちゃうよー。
と抵抗するものの、虚しく、坂を下り始める。まぁ、少し雰囲気が変わるのもいいか?少しずつ身体が、目覚め始めたしね。こっちでいいのかな。細い裏路地の方に入っていく。昔はよく通った道だ。
路地に入って少し進むと駐車場があります。ここに車を停めているおばちゃんが、あたしの子供からの友達。いつもあたしのことを「ニコニコちゃん」と呼んでた。小夏っていう名前もちゃんと覚えててくれてるんだけど、なぜか「ニコニコちゃん」って呼ぶ。
あ、車が停まってるね。おばちゃんいるかな?「小夏、違う車だよ。人が乗ってるけど、おばちゃんじゃないのかな?」。そっか、駐車場変えちゃったのかな?
おとうさん、車の方を見て、乗ってる人に軽く頭下げてた。その人、電話中だったので、そのまま先へ進む。何?知り合いだったの?
そうしたら、後ろの方から、「小夏ー!」と大きな声。あ、友達のおばちゃんの声だ。「久しぶり久しぶり」。うん、半年以上、いや一年近く会ってなかったね。「小夏、相変わらずのニコニコちゃんだね」。いや、年取ってから表情が乏しくなったという自覚があるけど。今は頑張ってニコニコしてるんだよ。
あたしを撫で回しながら、「小夏、偉いねー。ちゃんと自分の足で歩いてるんだ」と言う。とろとろ歩きになっちゃったけどね。
ひとしきり遊んでもらってバイバイ。またね。今度は何時会えるかな?
ずっと会ってなかった人に会えるとちょっと嬉しい。この先、何回あえるかわかんないからね。あ、おとうさん、だからこの道にあたしを引っ張ってきたのかしら。
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