こんにちは、管理人です。今日6月16日は、小夏の命日です。小夏が逝ってしまってから二年。三回忌を迎えました。もうブログを更新しないと終了宣言をしていたので、なんとなくバツが悪く、今日だけひっそりと投稿です。三回忌だし、今日だけの更新だから、小夏も許してくれるはず。何よりも小夏の事を書くのだから。
残された私たちは、少しづつ小夏のことを記憶の奥に押し込めながら、なんとか時間を送ってます。もちろん忘れることもなく、むしろ何かの機会に押し込めた記憶、想い出は一気に噴き出してきます。
２年前の今日、私はいつも通りに朝寝坊。小夏に背中を向けて寝ていたところ、頭をかりかりと少し引っ搔かれる気配で眼が覚めます。うん、小夏、どうした？オシッコが漏れちゃったのかな？それとも喉が渇いたのかな？どちらにしても、もう起きる時間だね。よいしょと小夏を抱き上げ、リビングへ移動します。
家内は私と違って朝が早いので既にリビングに。「ようやく起きたんだ」「小夏に頭を掘られて目が覚めた・・・」「掘る力が今日はあるんだ、少し元気になったかな、良かった」と変わらぬ一日が始まります。
小夏に犬用のミルクを用意して、シリンジで口元へ。少しですが、いつもよりは飲んでくれたので、今日も昨日と同じ時間が流れるぞと思い一安心。でも、あれ・・・、なんか違う。
息遣いが、だんだん小さくなってきた。昔からほとんど吠えないワンだった小夏が、その体力もないのに、二度ほど大きな声を上げます。これは、・・・、別れの言葉？慌てて家内を呼び、「・・・ダメかもしれない・・・」と小夏を抱かせます。
そこから、あっという間に小夏は空に昇って行きました。寝ている時に具合が悪くなって、それでも横で寝ている私が一向に気づかないので焦ってたのかな。最後の力を振り絞って、手を伸ばして私の頭を掘ったんだよね。内弁慶で寂しがり屋だったから、誰も気づかないところで一人で空に昇るのは嫌だったに違いない。それに、鼓太郎は私の膝の上から空に昇って逝ったから、自分も私か家内の膝の上から逝くと決めていたのかもしれません。
小夏が逝って2年、鼓太郎が逝って9年。埋めようのない空間が出来てしまったわが家の暮らしもすっかり変わってしまいました。鼓太郎と小夏が動かしてくれた時計は止まったままです。でも、時は確実に進む。止まったままの時計は、大切に引き出しの中にしまい、そろそろ新しい時計を買いに行きましょうか。
新たにワンを迎えるという意味ではありません。わが家のワンは鼓太郎と小夏だけです。空の上から、鼓太郎と小夏がシッポを振ってくれたような気がします。
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管理人様
ブログ更新ありがとうございます。
小夏ちゃん、２年になるのですね。
うちの鼓太郎が６月１日に旅立ちました。まだ後悔ばかりでなかなか前にすすめずにおります。
鼓太郎君と同じ名前で親近感を覚え
ブログを拝見していました。
止まったままの時間と前に進まなければならない時間の狭間でお辛いとおもいますが、時々で良いので更新をお願いしたいです。