こんにちは、小夏です。眠る時は、みんな目をつぶって寝ているよね。あたしも、普通はきゅっと目をつぶって寝ている。子供のころは、自分ではわからないけど、目が半開きで白目をむいて寝ていることがあったらしい。鼓太郎はそういうことをしていなかったので、たいそう不気味がられた。でも、それは子供の時の事。今はそんなことはないはず。
でも、先日のウンP騒ぎから、おとうさんとおかあさんが見ると、あたしはほぼ目を開けているらしい。ちょっと調子が悪くて、騒ぎもせずに大人しくしているんで、寝ているんだとあたしを見ると目が合うらしい。夜中に寝返りを打ったおとうさんが、あたしの方を向くと目が合ってしまう。
「小夏、寝てないのか」と聞く。なんかぼうっとしてて、自分でも寝ているのか起きているのかよくわかりません。これは意識が朦朧としているということなのかしら。 あんまり騒がなくなったけど、それは不調と言うことなんだろうか。
昔、鼓太郎の最後のころ、さんざん騒ぎまくった時期が過ぎ、静かな時期がやってきたけど、そこからどんどん元気がなくなっていった。静かになったというよりも騒ぐ元気が残っていなかったということ。あたしも、そういう時期にはいっちゃったのかな?
ご飯も食べれない。固形物はいよいよだめ。あんなに好物だったお肉を出してもらっても、すぐにイヤイヤしちゃう。意欲はあるはずなんだけど。なので今は流動食でどうにか栄養を取っている。市販の流動食だと、軽めのものが多いんだけど、おとうさんがA/D缶中心にふやかしたドライフードやペット用牛乳をまとめてミキサーにかけたものなので、だいぶどろどろ。その分、栄養価は高いはずだけど、少し飲みにくい。
大きなスポイトでそのお手製流動食を吸い上げて、あたしの口の中に時間をかけながらゆっくりと流し込む。ぺちゃぺちゃと舐める?飲み込むんだけど、それも最近は途中休憩が必要になってきた。これが呑み込めなくなるともうアウトになっちゃう。少しでも食べて、たくさん寝て、英気を養いたいところなんだけね。目を開けてても寝ているんだったら良いのだけど、これはどうなんだろう。自分でもよくわかりません。
今日で5月もお終い。明日から6月です。6月になればまた鼓太郎が帰ってくる。それまでは頑張ろう。帰って来た鼓太郎が空に戻る時に連れていかれないように気をつけなきゃ。
「また、僕を死神扱いしてる・・・」と鼓太郎の声がした。ううん、その時が来たら一人で行くのは不安だから、一緒に付いて行ってね。でも、それはまだの予定ということだよ。
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排泄にはかなり体力を消耗しちゃうみたいです。いつもだったら、全然普通の事なのに、それをするのが大変になるのが老化なんですね。
目を開いたままで気を失っているのかと、額、目の間をさすさすしてやると目を閉じてくれることに気づきました。
日一日と変わっていく体調ですが、上手く対応していければと思ってます。
小夏ちゃん、ウンチが出たから安心して力が抜けちゃったのかな?それとも、お目目を閉じるのを忘れたまま眠っているのかな?自分では閉じているつもりでも、開いたままになっちゃってるとか…?いずれにしても瞳が乾いて痛くならないか心配です。ご飯も、たくさんとは言わないので、せめて大好きなお肉だけでも食べられるようにななるといいのだけど…。ぼうっとしている小夏ちゃんも可愛い。抱っこして撫で撫でしたいです。