こんにちは、小夏です。少し前までは寝場所を選ぶことなく、枕を選ぶこともなく何処でもよく寝たあたしだけど、最近はそうはいかない。認知症のせいなのか、ぐるぐる旋回を始めると誰かが止めてくれないと、自分で腰を下ろして眠りにつくことはない。果てしなくぐるぐる旋回が続いちゃう。
ぐるぐる旋回し続けて力尽きて寝ることはあるけど、それには結構長い時間が必要。その間に体力を失っちゃうよね。それでなくても体重の減少問題もあるから、この果てしないぐるぐる旋回は好ましくありません。だから、旋回が続くとおとうさんやおかあさんが、あたしをひょいっと抱え上げて横にしてくれる。それで寝始めるときもあるけど、すぐ立ち上がっちゃうことも多い。
そんな時は、あたしを抱えてソファーへ移動。そのまま抱っこしてもらいます。うん、これが一番落ち着くパターン。時々は、それも嫌がって暴れることもあるけど、大概はこれで落ち着きます。愚図る赤ん坊をあやすのと同じです。
今じゃ、痩せて体が小さくなったせいで、おとうさんの腕の中にすっぽりと収まる。すっぽり収まると安心するし、身動きもできないし、眠りにつくまでの間は仕方がないのでおとうさんをガン見。年取ってから、ガン見することが増えました。
時々、目が合うのも安心できるのか良い感じ。おとうさんも年取ったなと見ていると、おとうさんも「小夏も本当に年取ったな」とかぼそっと言う。お互いさま。だって、一緒に年を取ってきたんだからね。
ガン見して少しすると、体温でぽかぽかすることもあって、瞼がだんだんと重くなってきます。ぬくぬくすれば、うとうとするのは自然な反応です。でも、あたしが眠くなると、一緒におとうさんの瞼も重くなってくるみたいです。
寝ちゃってもいいけど、あたしを抱えてる腕の力を抜いちゃダメだよ。あたしが転げ落ちちゃうからね。と、注文を付けながら、あたしはほぼ寝てます。なんでも、あたしの口が半開きになると、寝た証拠らしい。
あたしは瞼を閉じないでたまに寝てることあるから、瞼を閉じていることは判断の材料にならないらしいです。赤ちゃん時代は、白目をむいて寝てて、気味が悪いとか言われてた。
あたしが完全に寝落ちすると、おとうさんあたしをケージに移動。ケージの中にあたしを寝かせます。ずっと抱っこしたまま寝かせてくれた方がいいんだけど、この寝場所の難点は長時間は無理だということかな。でも、あたしを抱えたままだと何もできないから、それも仕方がないか。
また、あやしてもらいながら寝かせてもらおう。最近、臭いと言われてたので抱っこしてもらえないと思ってたけど、とりあえず眠りにつくまでは抱っこしてもらえた。
他のワンは、安心して気持ちの良く眠れる場所は何処なんだろう。
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