こんにちは、小夏です。昨日の朝起きた時、おかあさんが「ダイヤモンドダストが舞ってるよ」という。窓の外を見ると、確かにお天気の空気中にキラキラと細かなものが舞ってる。これがダイヤモンドダストか、初めて見たよ。「いやー、これは違うなぁ」とおとうさん。「屋上に積もってた雪が、風に舞ってるだけだよ」。何か違うの?
ダイヤモンドダストは、空気中の水蒸気が凍り陽の光の中で細かな氷片がきらきらと光りながら舞うもので、厳冬期の晴れた朝に見られる現象です。北海道でも限られた時期、限られた場所でないと見られないそうです。
確かに昨日は、今年一番の冷え込みだったけど、ダイヤモンドダストが見られるマイナス10度までじゃなかった。お天気は良かったけどね。確かに、おとうさんが言うように、窓から向かいのマンションを見ると強い風に煽られて屋上に積もった雪が吹き飛ばされている。うーん、本物のダイヤモンドダストじゃないのね。
本物は知らないあたしだけど、でも空気がキラキラと光ってるのは、ちょっと不思議な雰囲気できれい。東京の片田舎にずっといれば、たぶん死ぬまで見ることのなかった風景だ。なんちゃってダイヤモンドダストだけど、あたしの中では、これがダイヤモンドダストとして記憶される。それでいい。
厳冬期のこうした現象は、得てして寒さのピークを示すらしい。明日から二月だし、少しは寒さは緩むのかな。まだ気が早いかな。
ダイヤモンドダストよりももっと見られない現象にサンピラ―というのがあるらしい。太陽の柱。北海道でも、特に寒い所で色んな条件が重ならないと見られないらしい。見るのは奇跡に近いらしい。札幌の片田舎あたりじゃ、サンピラ―は見ることはできないそうです。残念。
天使の囁き。ダイヤモンドダストの別な呼び方だそうです。こういう素敵な言い方を思いつく人スゴイよね。
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