こんにちは、小夏です。夜散歩から帰ってきたら、いきなりパーカーを脱がされた・・・。雪で服が濡れちゃったので、風邪を引かないように脱がされてしまったらしい。久しぶりにすっぽんぽん、天然コート姿になった。もともと洋服嫌いのあたしだったので、これが自然なんだけど、もう一ヶ月半も洋服を着ていたので、それを脱ぐと、なんだか気恥ずかしい。落ち着かないよ・・・。
ずっと天然コートの上に洋服を着ていたから寒いということもある。早く別の洋服出して来てよね。冬毛が十分に生えてきてないんだから。
なんか久しぶりの自分の姿を見ると、あれ?痩せたような。脇腹のところ、あばら骨が見えてない?肩が少し突き出たような。老人が痩せるとこんな感じになるよね。鼓太郎も、年老いて痩せてきた時、こんな感じだったような気がする。
それなりに食べてはいるつもりだけど、食べても身に付かないということなのか。
なんか自慢できる体じゃないから、やっぱり服を着せてもらおう。早く別の服をお願いします。
「うーん、小夏の洋服は洗濯してないから、もう着れる服がないかも」とお母さんが言う。鼓太郎の形見分けの服でいいから、なんか出してよ。
物入の中をさがしてたおかあさんが、「あるにはあるんだけど・・・」とグレーのセーターを持ってきた。ほら、まだあるじゃない。でも、ハテ?このセーターは?
「このセーター、妙にジジくさいんだよね」。
そう言えば、このセーター着てた鼓太郎は、爺ちゃんぽくて、それなりに可愛かったけど、ジジくささに拍車がかかってた。女の子のあたしがジジくさくなるのかな。
うーん、ちょっと悩むけど、寒さ凌ぎにはなるし、モデルが良いからジジくさくは見えないはず。どう?
・・・やっぱりジジくさいかぁ。なんだろう、ジジくさく見えるのはセーターの色のせいなのかな?でも一週間くらいはこのセーターを着ることになると思う。その間に他の洋服を洗濯しておいてね。
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