北海道流の甘納豆赤飯

こんにちは、小夏です。この間、北海道に行ってたおとうさんだけど、帰って来て残念がっていた。何を残念がっていたかと言えば、「甘納豆の赤飯を食べれなかった」。あー、おとうさんもおかあさんも北海道出身だから、甘納豆の赤飯は一種のソウルフードだね。


甘納豆の赤飯は、今では結構テレビやなんかで紹介されているから、全国的な知名度は上がったと思うけど、以前はこちらの出身の人には(北海道式に言えば、内地の人には)不気味がられたらしい。

知ってますか?甘納豆の赤飯。甘納豆を使うから当然ほのかに甘いお赤飯です。

要は、普通のお赤飯は小豆が入ってるけど、この小豆の代わりに甘納豆が入ったお赤飯です。使われる甘納豆は金時豆が一般的。他の甘納豆を使う人も居るかもしれないけど圧倒的に金時豆がメジャーです。

東京方面では、甘納豆の赤飯は売ってない。でも、北海道に行くとほぼどこでも売ってる。おとうさんは、北海道に行くといつもセブンのおにぎり(もちろん甘納豆の赤飯)を食べてるらしいけど、今回は近くにセブンがなくてばたばたしてたこともあり食べそこなったらしい。

ということで、帰って来てから、「甘納豆の赤飯をつくる」と騒ぎ始める。あたし赤飯(もち米)は食べないけど、甘納豆は食べるよ。でも、おかあさんは作る気ないので、おとうさん自分で作り始める。おとうさん、たいしたものは作れないけど、そこそこ器用に料理するんです。そこそこ美味しい。

まずは、材料。

・もち米、うるち米(うるち米入れない人もいるし、配合も適当)
・金時豆の甘納豆
・食紅
・塩
・水

作り方は簡単です。適当に作っても、それなりに美味しく食べれるとおとうさんは言ってる。

1.お米を計量して研ぎます
2.食紅で色をつける(普通のお赤飯は小豆の戻し汁だけど、甘納豆は色でないので食紅を使用。色なくてもいい人は使わなくてもOKだけど、北海道民に言わせると、ピンク色じゃないと甘納豆の赤飯じゃない!とのこと)

3.本当は蒸し器やせいろが良いんだろうけど、最近の家庭用炊飯器はおこわも炊けるので、炊飯器のおこわ炊きでセット
4.肝心の甘納豆だけど、これも好みでさっと水洗い(表面の砂糖を軽く流す程度)したり、そのまま使うこともあります。研いだもち米の上に甘納豆をのせて炊く人もいるし、炊きあがってすぐに上にのせる人もいます。このあたりは適当。おとうさんは、めんどうだからはじめにもち米の上にのせて炊いてた。

5.炊飯器のスイッチ入れて炊きあがりを待つだけです。

えらく簡単だね。

おとうさん、いつも食紅の量が適当すぎて毒々しい赤いご飯になったり、ほぼ色なしになったりしてる。自分で食べるんだから、まぁなんでもいいよ。

あとは、水加減をよく失敗してる。おとうさん、甘納豆の砂糖を少し洗い流すんだけど、その時に水をつけすぎたりして、べちゃっとなったりしてる。べちゃっとすると、さすがに美味しくないらしい。でも、自分で失敗したので文句もいえずにぶつぶつ言いながら食べてる・・・。

さて、今回の出来上がりは?上に黒ゴマ塩をふってと、うん、まぁまぁ美味しそうだよ。

とりあえずおとうさん自己満足しながら食べてました。

あたしは、甘納豆だけもらいました。ちびっとだけもち米ついてるけど、おいしいよ。

甘納豆の赤飯は、北海道と何故か山梨の一部で食べられているそうです。

ご興味あれば、簡単なので一度お試しを。味覚は個人差が大きいので、お口に合うかはわからないけど。

 

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