街中に桜の花びらが舞う

こんにちは、小夏です。桜の花も、東京の片田舎ではとうとうピークを過ぎてしまったみたいです。花びらが、はらはらと舞い落ち、そして一度地面に落ちた花びらが風にあおられてまた舞う。何年となく春に見てきた風景だけど、あと何回見れるのかな?ちょっとしんみりモードで考える。


あたしは、2004年の8月生まれだから、初めて桜の花びらの舞をみたのは2005年の春。それから15回、この風景を見ていることになる。

初めて見たときは、ピンク色の雪が降ってるのかと思った。一緒に歩く鼓太郎が妙に嬉しそうに、時々、舞っているいる花びらを空中キャッチしてた。食べれるんだ、とその時思った。でも、道路にできた花びらの吹き溜まりに鼓太郎は関心を示さなかったので、どうやら食べ物ではないらしいと理解したことを記憶してます。

目の前に、はらはらと適度なスピードで舞うのが、鼓太郎的には楽しい遊びだったんだね。あたしは、空中キャッチできないので、しなかったけど。楽しそうな鼓太郎の顔見てると、あたしも何か楽しくなってた。

一人でこの風景を見るようになってから3年。もちろん、おとうさんとおかあさんはいるけど、じゃれ合い、競い合う相手はいない。だから、それまでとは違い、ゆっくりとこの風景を見ている。

舞い上がった花びらが一片、あたしの背中に舞い降りる。暫く、このまま歩いてみよう。

桜の花の期間は長くはないけど、満開までに要する時間よりも、散り始めてお終いまでの時間の方がずっと短い。

散り際の潔さ、というのが日本人的な美学につながってるらしいです。

桜の潔さに比べて、生き物は駄目だね。人間も、ワンも。いつか来る散り際を潔くしたいとは思うけど、現実的には難しいみたい。あたしは、きっと最後の最後まで、わがまま言いながら甘えるんじゃないかと思ってます。

今年も街中に桜の花びらが舞った。

あと、少なくても3回はこの風景をみるつもりだけど、欲張りかなぁ・・・。

 

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