わが家の住む街は、関東平野のはしっこに位置する東京の片田舎です。山間部までは距離があります。そんな位置関係なので、冬でも雪が降るのはほんの数日です。雪が舞ってもすぐに消えていき、積もるのは数年に一度くらい。そのせいか、雪が積もった日の散歩では、鼓太郎も小夏もテンションがあがっていたようです。子供と同じで、妙に楽し気に雪の中を勇ましく進んで行きます。 “雪の中の柴犬風景” の続きを読む
犬と暮らしたマンションの部屋は査定がさがる?
鼓太郎と小夏の二柴と現在のマンションで暮らし始めて、はや足掛け二十年になろうとしています。この先も、ここで生活していくのか、それとも違う住まいを探し引っ越すのかは分かりませんが、今住んでいるマンションを売却したらどのくらいになるかのかと電話で不動産屋さんに簡易の売却査定をしてもらったことがあります。その時、不動産屋さんに「犬とかペットを飼ってますか?」と聞かれました。はて?査定に何か関係あるのか? “犬と暮らしたマンションの部屋は査定がさがる?” の続きを読む
二柴の序列が変化した時
犬に限らず、もともと群れで暮らしてきた種の動物は、自分と他のメンバーとの序列というものを意識して行動すると言われています。序列とは、犬同士の上下関係、力関係などのいわゆるヒエラルキーです。犬と一緒に暮らし始めるときは、躾の意味からも、人間が序列上位にならないと駄目だとも言われてます。その一方で、犬は序列付けなどしないという意見もあります。わが家の二柴の序列について考えてみました。 “二柴の序列が変化した時” の続きを読む
柴犬と服
鼓太郎、小夏と暮らし始めた頃、現在の部屋犬は普通に服を着るものだと思ってました。色んな雑誌やネットを見ても、服を着たワンがたくさん。もちろん、柴犬もきれいな服を着て嬉しそうな顔をしています。そんな写真を見てたせいで、鼓太郎と小夏にも服を買ってあげようとショップへ行きます。 “柴犬と服” の続きを読む
陽だまり風景03 冬の昼下がり
だんだんと冬へと向かい始めると、毎年のことながら、昼下がりになると冬のお日様が部屋の中に斜めに差し込むようになり、陽だまりができるようになります。少し眩しいものの、ぽかぽかと気持ちよく、陽だまりの中に座っていると睡魔が襲ってきます。少しうとうとしながら、この冬の陽だまりの中にいた鼓太郎の姿がよみがえります。 “陽だまり風景03 冬の昼下がり” の続きを読む
柴犬はあまり吠えないのか
私が幼少期だった遠い昔、住んでた町では正午に消防署のサイレンが響いていました。その正午を告げるサイレンが鳴り始めると、近所の虎毛の大きな犬が大きな太い声で遠吠えを始めます。田舎だったこともあり当時は街の中を徘徊していた野良たちも、それに呼応するかのように立ち止まり遠吠え。あちこちで犬たちの遠吠えが大合唱になっていた記憶があります。 “柴犬はあまり吠えないのか” の続きを読む
書くのを躊躇い続けた認知症のこと⑤昼夜逆転は解消できるのか
認知症に伴う夜鳴きですが、そもそも体内時計の狂いによる昼夜逆転が大きな問題です。昼夜逆転がなければ日中に鳴くことはあっても夜間は大人しく寝ていてくれるはずです。日中であれば多少鳴かれても、こちらもそばに寄り添いなだめることもできるし、認知症のワンの方も人の気配を感じて鳴く頻度も少ないに違いありません。 “書くのを躊躇い続けた認知症のこと⑤昼夜逆転は解消できるのか” の続きを読む
書くのを躊躇い続けた認知症のこと④夜鳴き対策の防音小屋 後編
防音小屋の後編です。第二期工事も失敗に終わり、それからしばらくは徒労感に苛まれ放置。無策のまま、鼓太郎の夜鳴きに付き合う日が続きます。 “書くのを躊躇い続けた認知症のこと④夜鳴き対策の防音小屋 後編” の続きを読む
書くのを躊躇い続けた認知症のこと③夜鳴き対策の防音小屋 前編
認知症に伴う夜鳴き。実際に初めて経験すると、その声の大きさと断続的ながらも延々と続くことに驚かされます。部屋中に響き渡るような鳴き声なので、そしてペット可マンションとは言え、安普請なので隣のお宅にも鳴き声が響いているのではないかと不安になります。 “書くのを躊躇い続けた認知症のこと③夜鳴き対策の防音小屋 前編” の続きを読む
書くのを躊躇い続けた認知症のこと②睡眠導入剤
認知症になっていろいろな症状が出てしまい、それに応じた世話が必要になります。比較的軽微な世話もあれば、世話する人間の方にも肉体的、精神的に辛いものもあります。わが家における最大の悩みは、夜鳴きでした。 “書くのを躊躇い続けた認知症のこと②睡眠導入剤” の続きを読む