小夏の病歴 アトピー?皮膚炎?

小夏 2016年8月頃 徐々に痒みが収まり始める時期。肉球も赤みが消えていきます。

柴犬に共通して見られる病気に皮膚病・皮膚炎・カイカイ系アレルギーがあります。原因や症状はさまざまなようですが、柴犬は全体的に皮膚病・皮膚炎、カイカイ系アレルギーになりやすいようです。ダブルコートで、みっちりした被毛なので、皮膚炎には無縁のようにも思いますが、多くの柴犬、飼い主さんが苦戦しています。 “小夏の病歴 アトピー?皮膚炎?” の続きを読む

城ケ島公園 東端の安房崎灯台

鼓太郎2010年3月 城ケ島公園安房崎灯台前の岩場にて。珍しく笑顔でご機嫌。

わが家の鼓太郎も小夏も、車酔いしない柴犬だったこともあり、しばしば車に乗せて遠出(中距離)をしていました。

小夏は、車の中で、自分の後ろ足で立ち上がって、少し開けた窓から鼻先を外に出し、ずっと風景を眺めるドライブ好きです。たまに車の振動でよろけるので、あまりさせないようにしていますが・・・。鼓太郎は、車は苦手ではありませんが、特に好きでもないようで、目的地までの移動手段と理解していたようです。何時も自分のスペースとして占領していた助手席の床で丸くなって寝ていて、車が停まった瞬間に、着いた?早く外に出ましょうと、騒ぎ始める子でした。 “城ケ島公園 東端の安房崎灯台” の続きを読む

性格の形成と転機 ドッグランでの失敗

鼓太郎2001年1月頃 ドッグランの中を駆け回っているものの、近くに他のワンはいない・・・。

犬の性格は、満1才の頃にほぼ確立してくると言われてます。もちろん先天的な、遺伝的な要素は強く影響を与えますが、そこは血統的な部分を知りうるブリーダーさんでもない限り対応できないので、ここで取り上げるのは、一般の方が関われる後天的な性格形成です。

犬の性格形成期(発達段階)は、大きく3段階だそうです。時期や期間はあくまでも目安のようです。いろんな書物や言う人によっても、前後しています。

社会化期 (生後4週から13週)
恐怖期(生後8、9週、2回目:生後4ヶ月過ぎ)
反抗期(小型犬4~6ヶ月、大型犬9~12ヶ月頃)

この後に確立期、安定期という区分が有っても良いと思いますが、それは素人発想なので置いておきましょう。なお、社会化期の後半と恐怖期とは重なっています。そこまで明解に線引きはできないことだと思います。 “性格の形成と転機 ドッグランでの失敗” の続きを読む

柴犬気質・性格を知れば暮らし方が変わる

鼓太郎2才半 2002年12月 眉毛(マロ眉)が神経質そうな表情にしています。実際、かなり神経質で、ちょっと怖かった頃。見た目が精悍で美形なので(親バカ)、散歩中、道行く人がたくさん近寄ってきましたが、例外なくガウられて逃げていきました・・・。

柴犬は、一緒に暮らしやすいという声の一方で、他の犬種とは違う独特の柴犬気質をわかってないと暮らしにくいという声も聞きます。長く柴犬と暮らしていると、その柴犬気質、柴犬の性格に妙に納得したり驚いたりすることがあります。

一般的に柴犬気質としては、次のようなことが言われてます。

(柴犬気質・性格)
 ・聡明
 ・敏感
 ・従順で誠実(信頼関係ができていれば・・・)
 ・頑固
 ・勇敢
 ・活発
 ・警戒心が強い
 ・縄張り意識が強い
 ・攻撃的
 ・ストレスによわい
 ・意外にビビリ    など

柴犬と暮らしたことのある人には、かなり納得感の高い「あるある」「そうそう」だと思います。 “柴犬気質・性格を知れば暮らし方が変わる” の続きを読む

さんざん悩んだ去勢手術

鼓太郎2001年3月頃 子犬の表情を少し残しつつも、ほぼ成犬。去勢する?しない?タイムリミットが近づいてます。

初めて柴犬の鼓太郎を迎え入れ、早くも半年が過ぎようかという時分に、さんざん悩んだ問題がありました。

去勢手術はするべきなのか、否か?

鼓太郎を迎え入れた時は、去勢の予備知識はありませんでした。むやみに犬の繁殖を防ぐ避妊のためなのでしょうが、そんな手術があることは知りませんでした。

私が子どもの頃は(一体、何時の話?)、田舎だったこともあり、野良犬が街中を徘徊しており、時折、オス犬とメス犬がひっついている光景を目にすることもありました。そのせいか、犬と言えば大概はミックス中型犬で、純血の犬は少数だったような気がします。そうしたむやみな繁殖を防ぐために去勢手術があるわけです。

しかしわが家の場合、散歩の時を除けば、基本は室内犬。散歩の時に十分注意していれば、鼓太郎が他のワンに乗りかかることはないはずなので、避妊目的の去勢手術は不要と考えてました。

それとは別に、動物病院の先生からは、「去勢手術をすると将来の病気の予防にもなる」と勧められていたので、自分でも色々と調べてみました。しかし調べれば調べるほど、去勢のメリットとデメリットの天秤が、私の場合はどちらにも傾くことがなくて、水平状態で停まってしまいました。これは、どちらが良いのかは簡単には判断できない・・・。

しかし去勢手術をするならば、生後半年から一年程度の間に行ったほうが体への負担は少ないそうなので、いつまでも躊躇している訳にも行きません。決断しなければなりませんでした。 “さんざん悩んだ去勢手術” の続きを読む

小夏の病歴 腫瘍摘出の手術

小夏2005年5月頃 手術から2ヶ月後くらい。それにしても、昔はスマートだった。

コクシジウム、腎不全(疑惑)を克服し、元気に成長し始めた小夏ですが、またまた・・・。それは、生後8ヶ月頃のこと。家内が、小夏と遊びながら顔をわしゃわしゃしていた時に、「ん?」と首を傾げます。首を傾げられると、いろいろ前例を作って来た小夏なのでふと不安になります。今度は、何だ? “小夏の病歴 腫瘍摘出の手術” の続きを読む

小夏を室内フリーにした時の緊張

2005年1月頃 手前が小夏、奥が鼓太郎。小夏の口周りはまだ黒い毛がずいぶん残ってる泥棒顔。

コクシジウム症のため、ゲージで隔離されている期間が長くなって来た小夏ですが、その間も成長は続き、生後3ヶ月過ぎには、ずいぶんとゲージがせまくなってきました。コクシジウムは完治したので隔離する必要はなくなっていましたが、ここで少し不安が。

先住犬の鼓太郎と本当に仲良く暮らせるのだろうか? “小夏を室内フリーにした時の緊張” の続きを読む