犬に限らず、もともと群れで暮らしてきた種の動物は、自分と他のメンバーとの序列というものを意識して行動すると言われています。序列とは、犬同士の上下関係、力関係などのいわゆるヒエラルキーです。犬と一緒に暮らし始めるときは、躾の意味からも、人間が序列上位にならないと駄目だとも言われてます。その一方で、犬は序列付けなどしないという意見もあります。わが家の二柴の序列について考えてみました。 “二柴の序列が変化した時” の続きを読む
柴犬はあまり吠えないのか
私が幼少期だった遠い昔、住んでた町では正午に消防署のサイレンが響いていました。その正午を告げるサイレンが鳴り始めると、近所の虎毛の大きな犬が大きな太い声で遠吠えを始めます。田舎だったこともあり当時は街の中を徘徊していた野良たちも、それに呼応するかのように立ち止まり遠吠え。あちこちで犬たちの遠吠えが大合唱になっていた記憶があります。 “柴犬はあまり吠えないのか” の続きを読む
柴犬は噛む、咬む犬種なのか?
ネットで柴犬のことを検索していると、「柴犬の噛み(咬み)癖がひどくて手に負えず、挙句の果てに飼育放棄」みたいな残念で悲しい記事を目にすることがあります。本当に柴犬は噛む(咬む)犬種なんでしょうか?そうとは私には思えないのですが、世間的な認識として、そうしたイメージがあるのであれば、それは払拭したいところです。 “柴犬は噛む、咬む犬種なのか?” の続きを読む
地震への反応、地震感知犬になれたかも
鼓太郎は地震も苦手で、地震がくるとパニックにまではなりませんでしたが、強張った表情で私たちに擦り寄って、あわよくば私たちの体をよじ登ろうとはしていました。雷の時ほどにひどいパニック、問題行動にならなかったのは、継続する時間が雷よりもずっと短かったせいかもしれません。 “地震への反応、地震感知犬になれたかも” の続きを読む
怖いもの、苦手なもの
鼓太郎と暮らし始めた時、怖いもの苦手なものが意外に多いことに驚かされました。犬は色んなものを怖がるんだ、他の犬も同じなんだろうなと思っていました。しかし、その後、小夏を迎えた時、二匹が一斉に怖がり始めたら大変だろうなと少々心配もしていました。 “怖いもの、苦手なもの” の続きを読む
独占欲と性格の違い
小夏を迎え入れて5年ほど経過したころ、ふと気づきました。鼓太郎と遊びながらじゃれ合っていると、そこへ小夏がとことことやって来て「今度は、あたしの番です」とばかりに割り込んできます。それは良いのですが、小夏がやって来ると何故か鼓太郎は、そっとその場を離れます。遊ぶことに満足して離れたのかなとも思いましたが、少し離れたところで、こちらをじっと見ています。 “独占欲と性格の違い” の続きを読む
性格の形成と転機 ドッグランでの失敗
犬の性格は、満1才の頃にほぼ確立してくると言われてます。もちろん先天的な、遺伝的な要素は強く影響を与えますが、そこは血統的な部分を知りうるブリーダーさんでもない限り対応できないので、ここで取り上げるのは、一般の方が関われる後天的な性格形成です。
犬の性格形成期(発達段階)は、大きく3段階だそうです。時期や期間はあくまでも目安のようです。いろんな書物や言う人によっても、前後しています。
社会化期 (生後4週から13週)
恐怖期(生後8、9週、2回目:生後4ヶ月過ぎ)
反抗期(小型犬4~6ヶ月、大型犬9~12ヶ月頃)
この後に確立期、安定期という区分が有っても良いと思いますが、それは素人発想なので置いておきましょう。なお、社会化期の後半と恐怖期とは重なっています。そこまで明解に線引きはできないことだと思います。 “性格の形成と転機 ドッグランでの失敗” の続きを読む
柴犬気質と日本人気質
柴犬気質は、どこから来ているんだろう?いつ、どのようにしてDNAに組み込まれたのか?
学術的な根拠などはありませんが、個人的に思ってることを書いてみます。 “柴犬気質と日本人気質” の続きを読む
柴犬気質・性格を知れば暮らし方が変わる
柴犬は、一緒に暮らしやすいという声の一方で、他の犬種とは違う独特の柴犬気質をわかってないと暮らしにくいという声も聞きます。長く柴犬と暮らしていると、その柴犬気質、柴犬の性格に妙に納得したり驚いたりすることがあります。
一般的に柴犬気質としては、次のようなことが言われてます。
(柴犬気質・性格)
・聡明
・敏感
・従順で誠実(信頼関係ができていれば・・・)
・頑固
・勇敢
・活発
・警戒心が強い
・縄張り意識が強い
・攻撃的
・ストレスによわい
・意外にビビリ など
柴犬と暮らしたことのある人には、かなり納得感の高い「あるある」「そうそう」だと思います。 “柴犬気質・性格を知れば暮らし方が変わる” の続きを読む