幼犬時代の成長スピード M字眉毛

順番が前後してしまいましたが、柴犬が成犬になるときの顔の変化ですが、マズルが伸びて行く前に、M字眉毛の登場があります。でも、M字眉毛については他の方のブログで見たことは一度しかないので、もしかしたら、わが家の鼓太郎と小夏だけに見られたことなのかもしれません。


子犬から成犬になるときの顔の変化ですが、わが家の場合、つぎのような順番で変化していきました。

1. 柴犬子犬の丸くてころころの顔
・鼓太郎は、この期間が短かった(やせっぽちのせいか・・・)
2. M字眉毛の登場
3. 耳が長く伸びる
4. マズルが長く伸びる
5. マズルに合わせて歯が抜け変わる
・乳歯から永久歯へ。口のサイズに合わせて歯も生え変わる

さて、このM字眉毛ですが、どういうものかというと、顔の額辺りの毛が抜け変わり、M字状の文様に見えるようになります。単にその部分の毛が生えかわったようにも見えます。実際の写真で見た方がわかりやすいと思います。これは、鼓太郎ですが、富士額(ふじびたい:人間の場合ですが、髪の毛の生え際部分が逆さ富士の形状に似ていること)状に顔の周りに輪郭線のようになってます。柴犬は基本的に富士額ですが、そのせいでM字眉毛になるのかもしれません。

鼓太郎2000年9月頃 額にM字眉毛、よく言えば富士額

しかしわが家にとっては、鼓太郎がはじめての柴犬だったので、当然、こんな予備知識はありませんでした。このため、はじめて気が付いた時は、何かの皮膚病で、毛が変な具合に抜けたのでは慌てました。初めて経験する子犬時代は、可愛らしく楽しいことも沢山ありますが、慌てることも同じように沢山あります。

わが家に鼓太郎が来てから一か月くらい経った頃。

家内が「鼓太郎の顔がなんか汚くなってきた。毛も結構抜けてきてるし、なんか変だよ」と言います。
「もう毛が生えかわる季節なのかな?」
「どうなんだろ?でも、顔の毛だけが抜けてるような気がする。体の毛は目立ってぬけてはいないよ。あんまり顔が汚いから、少しゴシゴシ擦ってあげると、短い毛がたくさん抜けるよ」
どれ、とばかりに鼓太郎を捕まえて、私も顔をゴシゴシしてみます。確かにたくさん短い毛が、おもしろいくらい抜けます。
「あんまりゴシゴシすると、顔がはげちゃうよ」
「大丈夫、加減見ながらやってるから」と言いつつも、切りなく抜けるので、加減がよくわかりません。
そのうち、私も飽きましたが、それ以上に鼓太郎が飽きてしまい私の腕の中から逃亡し、ゴシゴシは終了です。
そして翌日の朝。
ゲージの中にいる鼓太郎の顔が、さらに汚くなった、変な模様が浮き上がったようで、何か変な感じです。
柴犬の顔というよりも、猿の顔みたいに見えます。しまった、昨夜、ゴシゴシ擦り過ぎたか・・・。額部分に注目すると、真ん中部分が下に下がったM字状の眉毛にも見える。
なんか、みったくない柴犬になってしまった・・・。と言うよりも、柴犬に見えなくなってしまった・・・。

どうしよう?美形の柴犬じゃなくても良いけど、柴犬っぽくは見えてほしい。

ちょうどこの頃に、鼓太郎の血統書が届いたので、柴犬であることは間違いないみたいですが、見た目が柴犬っぽくないので、どうしたものやら。

そしてこのM字眉に続いて、マズルが伸び始めたのに気づきます。どんどんイメージの柴犬と違う姿になっていく。それまで柴犬と暮らしたことがなかったので、目にしていたのはテレビや雑誌での子犬の柴犬か成犬の柴犬だけです。この時分の柴犬を見たことがなかったので、イメージとの落差は非常に大きかった記憶があります。

それでも半年過ぎてほぼ成犬になると、M字眉毛もほとんど見えなくなって、マズルと他の部分のバランスも良くなり、鼓太郎もちゃんとした柴犬の姿になっていきました。時間と成長が解決してくれました。

一方、小夏ですが、鼓太郎ほどM字眉毛が目立つことはありませんでした。若干、その気配が出ましたが、鼓太郎ほどではありませんでした。やっぱり、鼓太郎の時には、私がゴシゴシ擦り過ぎたようです。


何故、今回のM字眉毛、前回のマズルが伸びる時のアンバランスな顔などを取り上げたかというと、やっぱりはじめて柴犬子犬と暮らし始めた人が、驚きそうな内容だったからです。驚くだけなら良いのですが、一時的にでも、迎え入れた柴犬子犬を嫌いにならないようにという思いです。ころころの柴犬子犬はやはり可愛いです。それだけにギャップを感じるのが、この成長過程です。

一時的にでも嫌いになったりしないでください。たっぷりの愛情をもって可愛がってください。間もなく、あなたが期待する立派な柴犬成犬の姿を見せてくれます。

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