伊豆シャボテン動物公園

2002年9月 ペリカンの群れをこわごわと覗き込んでいる鼓太郎。思いっきり腰が引けながらも、興味あり。尻尾が微妙に下がり気味なのが笑えます。奥の方に、シャボテン公園のシンボルの荒原龍(ヒドラ)が見えます。

小夏を迎える前に、鼓太郎と一度だけ「伊豆シャボテン動物公園(2016年改名:当時は伊豆シャボテン公園)」へ行ったことがあります。鼓太郎が入場できるのかと心配でしたが、事前にネットで見るとペット可とのことで向かいました。

現在もペットの入場は可のようです。

Q:ペットも一緒に入園できますか?
A:リードを付けていただければご入園いただけます。但し、一部動物を放し飼いにしているエリア等(バードパラダイス、カンガルーの丘、なかよし牧場、カピバラ虹の広場、アニマルボートツアーズ、ベビールーム、飲食店内)はご遠慮いただいております。飼い主様が交代でご利用いただくようご協力をお願いいたします。(伊豆シャボテン動物公園HPより引用)

現在は、ペリカンのいる場所はご遠慮しないと駄目みたいですが、当時は特にそうしたことはありませんでした。なにせ16年前です。公園の経営も変わったようですし・・・。


鼓太郎は初めて見る異形の(鼓太郎にとって)動物たちに興味津々です。でも、どこかでビビってます。意識がいっちゃうと凶暴犬になる鼓太郎でしたが、平常時は内弁慶の典型で臆病だったので、いつでも逃げれるように重心が後ろにあります。

放し飼いのペリカンが鼓太郎に気付いて接近してくると、もう限界とばかりに私の後ろに隠れ、そして逃げ始めました・・・。そりゃあ、自分よりも大きいし、なんだか得体のしれない生き物なので無理もないかと。普段目にしている、カラスやスズメとは違います。

色んな動物の所で、伸びあがって覗き込みます。見たこともなければ、嗅いだこともない匂いを放つ動物は興味はあったみたいです。

これは、なんでしょうね?メガネザルの類か?

やっぱり伸びあがって、と言うか、首だけを精一杯伸ばして覗き込みます。

チンパンジーの所でも同じように首を突き出して、のぞき込んでいたら、元気なチンパンジーがガラス越しに威嚇(?)して来て、慌てて飛びのいてました。

静かに動くポニー(だと思いますが・・・)は平気を装ってます。でもやはり普段の姿勢とは違い、首だけを突き出しいつでも逃げれる態勢を維持してました。

「もういいですから、早く帰りましょう」と言わんばかりの顔の鼓太郎。

ダチョウの檻の前で微妙な表情で佇んでいます。次から次へと鼓太郎にとって奇妙な動物たちが登場するので、「もう結構です」といった表情にも見えます。

他の動物に接することがないので、連れて行った伊豆シャボテン動物公園ですが、鼓太郎的にはどうだったのでしょうか?あんまり楽しくはなかったかもしれません。驚き、ビビるばかりで。

私と家内は、鼓太郎のその反応を見ていて十分に楽しませてもらいました。これは虐待じゃないです。非社交的な鼓太郎の社会化を促そうとしただけです。でも、後講釈かもしれませんね。

 

犬が色んな動物に出会える場所はなかなかありません。ペットの入場できる数少ない場所として、遠い昔の旅の記憶として、載せてみました。ご家族でゆったり過ごせる場所だと思いますので、お近くへ行かれたら足を伸ばしてみても良いと思います。

 


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