幼犬時代の成長スピードのせいもあって、はじめに対応しないと駄目なのが、ゲージの問題でした。鼓太郎の時は、日中、私か家内がいる時は、室内フリーにしていましたが、留守番や夜寝る時はゲージに入ってもらってました。しかし、わが家に鼓太郎がやって来て1ヶ月ほど経つと、何かゲージが狭くなってきました。
ゲージの半分はベッド、半分はトイレにしていましたが、ベッドから体がはみ出して、トイレに半分体が入った状態で鼓太郎は寝てます。そのせいか、鼓太郎に近づくとオシッコ臭いようにも感じます。いえ、実際にかなり臭かった・・・。他の家では、ゲージはどうしているのだろう、と少し考え込みます。
初めての柴犬鼓太郎を迎えた時、何もわからずにペットショップで言われるままに大量に買わされたものの中にゲージも当然はいってました。たぶん標準のL サイズだと思われる横80cmくらいの大きさでした。その時は、あっという間に成長してゲージもすぐに狭くなるとは考えてもいませんでした。でも、現実に目の前にはゲージの中で窮屈そうに、不満な顔して暴れる鼓太郎がいました。
これは、ゲージを買い替えるしかない。このままの狭いゲージに入れておくのは、どう考えても虐待です。しかし、この成長ペースで行くと何度買い替えになるのか?大きなゲージを置くと狭い部屋が完全に埋まってしまうのでは?どうしたものやら。
柴犬は生後半年くらいでほぼ成犬サイズになるということだったので、それまでは暫定的な対応をすることにしました。どうしたかと言うと、たいした話ではありませんが、ゲージの拡張です。
1.ゲージ用の金網を新たに2枚購入(幅広いのを2枚)
2.使用中のゲージの片側側面を外す。
3.購入した金網をゲージに結束バンドでつなぐ
4.追加した金網の間に、外した側面金網を結束バンドでつなぐ
5.以上
極めて単純で、あんまり見栄えはよくありませんが、それでもゲージ内のスペースは以前の倍以上に広がりました。ベッドとトイレを分離して置けます。暫くこれで様子見ながら対応することにしました。
結論的には、スペースは広くなったものの、鼓太郎はなぜかベッドで寝ないで、トイレの方で寝てました・・・。相変わらずオシッコ臭い・・・。
そして、もう一つ、もう二つ問題があることに気が付きました。
初めに買ったベッドとトイレトレイも、既に小さくなっていた!考えてみればそうなんですが、ゲージのことしか考えてませんでした。ベッドから体がはみ出すのは当然。トイレで用を足すときも、顔が金網に押し付けられてしまうのを嫌がり、失敗が増えてきた。慌てて、大きなトイレシートをベッドを買ってきましたが、それをゲージの中に入れると、少し前の光景が再現されてしまいました。ベッドとトイレの境目がない・・・。
何故、こんなことに気付かなかったのか?
結局のところ、鼓太郎は購入時のゲージでの生活は一ヶ月、拡張ゲージでの生活はその後一ヶ月。わが家に来て、三か月目に入った頃からは、室内フリーの生活になりました。ゲージは暫くそのまま部屋の中にありましたが、鼓太郎がわが家に来てから5ヶ月たった年明けに解体され、物置へしまい込まれました。ゲージがある間、ゲージの中にトイレとベッドを置いていましたが、鼓太郎は殆ど使用せず。トイレの失敗も続いてましたが、ゲージの外にトイレを設置するようになってから、失敗は徐々に減っていきました。もっとも、散歩へ頻繁に行くようになってから、トイレは外で。室内のトイレは非常時だけと、鼓太郎は密かに勝手に決めていたようです。
成長に合わせて、ゲージでもあたふたしたわが家ですが、振り返って見ると、そもそも決めておくことを決めていなかったのが原因みたいです。
そもそも、柴犬の室内飼いで、ずっとゲージで生活させるのか?
この反省(教訓?)から、小夏はわが家に来てから一ヶ月だけはゲージ生活。鼓太郎に攻撃されず、適度に仲良くなり、コクシジウムも完治してからは、室内フリーで成長しました。コクシジウムがなければ、もう少し早く室内フリーになっていたはずです。
小夏の幼犬期に意外と手がかからなかったのは、小夏自身の個性もありますが、鼓太郎でさんざん試行錯誤した私たちの経験も役に立っていたのかなと思ってます。