こんにちは、鼓太郎です。小夏の病歴シリーズに対抗して、僕は老犬らしく「秋を感じるシリーズ」とほわんとした感じで、前回にひきつづき何回か連続してみます(いつもほわんとして中身ないのは同じなんですけど)。秋になって、陽が落ちるのが早いので、そんなに写真ないかもしれません。
僕たちが、よく散歩に行く川があります。川は防水工事のため、地面よりずいぶん下にあり(掘り込まれている?)、川原に入り込むことはできません。散歩は、この川沿いの道を行くんですが、お気に入りの道路にへばりつく公園(前にも書いたけど…)もあるし、なんてこともない道も妙に陽当たりが良いので、お気に入りの散歩コースの一つです。ちょっと距離が長くなるので、最近はこのコースの散歩は、終盤で僕はバテちゃいます。
川沿いのなんてこともない道の両側には、「花水木」が街路樹として植えられています。花水木は、アメリカ原産らしいですが、最近は日本でも街路樹として、あちこちで見かけますよね。春に花が咲くのも早いし、紅葉するのも早い。僕の中では、季節の移り変わりの指標値になってます。秋のまぶしい陽射しの中で、通りの花水木もすっかり色づいてます。
花水木って、きれいな赤い実がなるんですね。
良く見えないと思うので、アップも一枚。あまり変わらないか。
僕は、花水木の根本をパトロールです。一本づつ、本当は確認したいんですが、あまりにも時間がかかるので、おとうさんやおかあさんに「いいかげんにしなさい」と怒られます。たまに小夏も怒ります。みんなに怒られてしまう老犬です。
でも花水木に心惹かれるのは、花水木の名前の由来でしょうか。アメリカ原産って言いましたけど、英語では「Dog Wood」と言うそうです。まさにわんちゃんのための木ではないでしょうか。昔々、犬の皮膚病治療に使われたらしいです。
僕が花水木をしつこくチェックしている間、小夏は大あくびです。このあと「もう、早く行くよ」と怒り始めます。
何事もない、平和な散歩ですが、こうした時間を送れることが、幸せなんだと思ってます。
追伸:この通りにへばりついている公園の小川の水も、なんか冷たそうになってきました。秋深し。